2011年7月29日金曜日

スポンサー


♪見上げてごらん 夜の星を♪ 4月23日のブログで、サントリーのCMのことを書きました。
出演者たちがひたすら、この歌をリレーで歌うCM。
その後、このCMが 東京アートディレクターズクラブのグランプリに選ばれたことを知りました。
4日間かけて、71人の出演者が無償で集まり、余震を感じながらの収録に込み上げて
歌えなかった人もいたといいます。(7/25 うたごえ新聞)
震災から4ヶ月半。
フジロックフェスティバルに出演予定だった「制服向上委員会」というアイドルグループが、
スポンサーである大企業の反対で、出演が取りやめになったそうです。
彼女たちの歌は「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」。
スポンサーは、「そんな歌うたうなんてけしからん!」と言ったのでしょうか・・
「スポンサー 降りてもいいんだよ」と言ったのかしら・・
「アイドルの出演をやめさせるくらい朝飯前の、コンコンチキさ」と言ってるかも・・
裏返せば、そんなに神経をとがらせて、国民に「原発」とか「脱」とか聞かせたくないのでしょう。
マスコミはあまり報道してくれませんが、あちこちで集会が開かれています。
何か行動したい、真実を知りたい、原発からの撤退で一致する国民の集まりですから、
スポンサーはいません。
「いま何ができるかを深く考えさせるあまりに特別な年」(うたごえ新聞)
真剣に未来を考えるときです。

知らなかった(怒)

九州電力のやらせメール問題が起こった「説明番組」。
その番組を請け負った、公益財団法人は06年からの5年間で34件、約8億円も
国の「原子力広報・公聴事業」を受注していました。
この公益財団法人「日本生産性本部」の役員は、評議員に東電会長、幹事会の幹事
には各電力の会長、社長。原子炉メーカーの相談役、通産省の元事務次官たちがずらり。
受注していた広報事業には「わくわく原子力ランド」など小中学生に安全神話をふりまく
副読本の製作も含まれていました。
しかもしかも!
この原子力広報・公聴の予算は、国民が払う電気料金に含まれているのです!
「電気開発促進税」を財源にする「電源開発促進勘定」から支出しているのです!!
わが家の先月の電気料金は6929円。
節約して努力して、毎月少しずつ減らしているのに~
太陽光発電促進付加税は2円、消費税は329円。電気開発促進税はいくらなんだぁ~。
節電しているのも、節約しているのも国民ばかり。
原発推進したい側は、幹部が役員になって税金使って世論誘導だってできちゃう。
おかしいじゃないか~い(怒)

2011年7月27日水曜日

約束

雨上がりの大通り公園 さわやかな風が、そよっと吹きました。

子どもを連れていると、声をかけられることが多いものです。
ひ○ちゃんが夏休みになったので、夫と3人でデートです。
平日休みが多いので、なかなか会うことができず、「デートの約束」 やっと公約実現です。
隣の席に座った70代と60代の女性たちが「子どもと一緒にいいですね」と言うので、
「子どもじゃないんです」と答えると・・「エー!驚いたねぇ」  
それからというもの、「子どもたちを思うと、原発問題 心配でしょう。
政治がちゃんとしてくれないとダメよね」「はい ダンナさん ご意見をどうぞ」
映画やビールの話しで盛り上がり、カメの10歳の誕生会(笑)が待ちうけになっている携帯
を見せてもらい、楽しい時間を過ごしました。
「来年も、ここで会いたいわね」なんてステキな提案をしてくれましたので、
「じゃあ 2012年7月27日 来て見ましょうか 会えるといいですね
それではまた来年」と別れました。

帰り道 ひ○ちゃんは「お友達なの?」と不思議そう。
「そう 今、隣に座ってお友達になったね」
「なんて言って、お友達になったの?」
えっと・・・・
「子どもと一緒でいいですねって声をかけてくれて・・」
あれ?なんで、あんなに楽しかったんだっけ?

ひとつ約束がはたせ、ひとつステキな約束をした日でした。

2011年7月25日月曜日

このままでいいの?

正午直前 切り捨てられるような、嫌ぁな気分。準備してないあなた バイバ~イってカンジ。
職場のテレビは、見られなくなりました。
電器やさんに、チューナーを注文したのは ずいぶん前。
しばらくして「もう製造していません」という返事がきました。
メーカー側は、近い将来必要がなくなるチューナーを余分に作りたくないのでしょう。

ラジオをつけてみました・・・先週はテレビで観た「♪のど自慢」
オープニングの音楽が流れると、「ぞろぞろと入場してるところだぞ」なんて、
しみじみ言ったりして。
家の、たった一つのテレビが観られない人がいるでしょう。
震災・台風がきたら情報は大丈夫でしょうか
地デジの準備ができていないと言っていた女性は、今月始め「テレビを買いましたが、
通帳の残高を見て、ため息をついています」と言いました。
高い値段のデジタル機器への買い替えを迫られ、テレビやチューナーの準備ができなければ
「長い間ご覧いただきありがとう・・」バイバイ。
全国知事会が12日 混乱を抑えるために「一定期間デジタルとアナログを同時に送信すること」
を求めていました。
これからでも、どうにかしてほしい。
100万単位の家庭でテレビをみられないのでは?と警鐘していたジャーナリストがいます。
こんな時代にテレビを見られない人が、こんなに出てしまうなんて
あきらかに、政治の準備不足です。

2011年7月23日土曜日

元気充電

朝 出勤したら届いていたお花。Tさんちの庭に咲いたカサブランカです。
鮮やかな黄色が、みんなを元気にしてくれます。
なのに・・・
きつい仕事があって、「言葉がたりなかったかなぁ 不安にさせちゃったかなぁ」
なんて考えて・・ちょっと元気をなくして帰宅。
すると・・・
玄関前にお花。きっとMさんが置いてくれたのです。
Mさんは先月、ハーブをくれました。
「水に入れておいて、根がでたら土に植えるんだよ。
雨も降るし、このままにしておいていいからね」
と言ったので、そのままにしていたのですが・・イメージと違い
艶のないボサボサ髪みたいになってしまったのです。
娘がそれを見て「何かの実験?」と聞きました。
それを知ったMさんが、違うお花を置いてくれたのでしょう。
しばらく うっとりお花をながめて、元気パワーを充電しました。
Tさん Mさん ありがとう。

2011年7月21日木曜日

愛おしい

5月21日 平和行進の時、美香保公園でみつけたカラスの巣。
あの時 ブログに、木の下から見上げて撮った「巣」の写真を載せました。
子育ても終わって、カラになった巣をとったのでしょう。
美香保公園に展示していました。

すごい!!
よく見ると、ふわふわした物や針金などが、丸く形作った木の枝にからんでいます。
私は、鳥が苦手なので、あの時 威嚇するように鳴いていた、お母さんカラス(お父さん?)は、
怖かったけれど・・
今も、公園の中で歩いているカラスは怖いけれど・・
この「巣」を見たら、ジーンとしました。
同じ母として(笑)の感情・・というか、愛おしい感じがして、しばらく見入ってしまいました。

2011年7月19日火曜日

なぁんてね

あぁ~おちちゃったの?もう少しだったのにね・・。
脱出を試みたけれど失敗。おおげさに「がらがらボッシャ~ン」と
ひっくり返ったカメを心配そうに覗くミィちゃん。

「ミィちゃんは、テレビの上に飛びのれるし、冷蔵庫の上から飛び降りれるしすごいよね」というと
「それほどでもないっすよ」と頭をかいた。

なぁんてね。

2011年7月15日金曜日

税金の使い方

後ろの席のSさんに手伝ってもらって写真を撮りました。「動かないでね~ハイ息を吸って~
吐いて~はい撮ります」 カシャッ!  Sさん ご協力ありがとうございました。

資源エネルギー庁の原子力施設立地推進調整事業の中の「即応型情報提供事業」は
08年度2394万円 09年度1312万円 10年度976万円 税金を使って「不適切・
不正確な情報への対応」をしていました。
全国紙や専門紙、原発立地県の地方紙、原発推進反対の学者や技術者のブログなどを
見て、国の原子力政策やプルサーマル計画などに対する動向や傾向等・・分析するのだそうです。
受注した会社の担当者も「何を指して不適切とするのかわからなかった」といいます。

原子力施設立地推進調整事業ー漢字がいっぱいだけれど、
「原子力施設を造る(場所を定める)ことを推進し整える事業」と、訳しますと・・
おのずと、何を調査するのかわかります。
税金を使ったメディア・国民監視ではないでしょうか。
なんと!
10年度に受注した財団法人エネルギー総合工学研究所は!
理事長 東京電力元副社長。 副理事長 元通産省環境立地局長。
理事 電気事業連合会副会長は東京電力取締役でもある。
他の理事も、中部電力副社長など電力業界幹部や鉄鋼連盟、石油連盟(どちらも元経産省)
といった顔ぶれ。
原発問題からも見える税金の使い方。

毎日のように寄せられる相談は、税金が高くて払えないので減免の手続きをしても
減免にならないとか、国保税高くて払えないので資格証になり病院にいけないとか・・
「糖尿病だけれど、インシュリンが切れて3ヶ月」という人「苦しんでいる姿を見かねて、
家族が病院に連れていったら心臓病だった。危なかったといわれた」など、
役所に相談しても解決できないで、結局ガマンして苦しんでいるのです。
それは、そもそもの税金の設定が高いのです。生活実態に合っていないのです。
国民が健康に働いてこそ税収も増えるのに、仕事はないは、乾いた雑巾を絞るような納税だは

国が社会保障にもっと税金を使うべき。つくづく 使う場所が違うと思ったのです。

毅然と!

国主催の番組に、九州電力が「やらせメール」を指示。141人が送っていたといいます。
玄海原発の再稼動への賛成意見を増やしたかった・・思惑どおり、番組に送られた意見は
賛成が反対を上回りました。
でも、やらせ発覚。
「ウソは必ずばれるよ ウソをついたら、次々ウソを重ねてしまうよ」と
子どもの頃、教えられて育ったと思うんだけれど。
組織的に世論を誘導する、というおそろしいウソを他の人にやらせる。
「危険でないもん 保安院が安全て言うもん みんな持ってるもん 
早くやらないと儲けが減っちゃうもん やりたいやりたい」
だだっ子か。
ここは、国民世論が「だはんしても、危険なものはだめよ!
危険でないものに替えていく話し合いをしましょ」
と、毅然と言い続けましょう。

2011年7月13日水曜日

意思表示

いつもは それぞれでやっている救援募金の行動を、毎月11日はみんなで集まって行います。
先日11日、光星フードセンター前。
気仙沼でのボランティアから帰ってきたIさんから、現地の様子を話してもらいました。
始めるとすぐ、署名してくれる若い人。
被災地から引っ越して来たという女性は「がんばってほしい」と、募金をしてくれました。
驚いたのは、署名を集める側に、飛び入りで参加してくれた人がいたことです。
先月11日の署名・募金行動を知った彼は、「次は教えて」と言っていましたが、
連絡の取りようがわかりませんでした。

自転車に「ひまわり」をつけてやってきました。
『ひまわりは放射能除去に効果があるんだと。俺の「原発はいらない」思いを表してんだ』
自分の言葉で自分の思いを訴えています。
「フクシマを繰り返したらだめなんだ 署名してってくれ」
通る人に、「母さん」「兄さん」と声をかけ、署名を必死に集めています。
その姿に、元気がわいてきました。


新日本婦人の会の女性たちは、「署名してくれた人にプレゼントしよう」と栞を作っていました。
署名で表した「原発はいらない」「核兵器なくそう」の思いを、ずっと共有していこうというもの
でしょうか。

ひまわりを持つ、栞を配る・使う、署名を集める、書く・・など
一人ひとりの意思表示が、「原発段階的廃止への賛成が77%(朝日新聞世論調査)」
という大きな世論になっているのです。

2011年7月12日火曜日

うれし恥ずかし

仕事の手をとめて、今日こそ聞くぞ!
「宮川じゅんの待たせてごめんね」
先週の苦労がウソのように、きれいに聞けました。
私からのリクエスト 福原美穂の♪CryNoMore♪
ラジオから自分の名前が聞こえるなんて、うれしいような恥ずかしいような。
一緒に聞いていたMさんと、次に北海道出身の歌手のリクエストをするなら誰がいいか・・
ドリカムじゃない?大橋純子は夕張だよね。
北島三郎もいるしょ。細川たかしなんてどう?
結論はでないまま、ラジオの時間は終わり お仕事の時間に戻りました。
う~ん だれにしようか・・。

2011年7月5日火曜日

待ちぼうけ

さぁ、宮川市議のラジオの時間。今日こそ聞きましょうと、私のラジオを出すと「大きいのがあるよ」
ということで、スイッチオン・・・・・ザ・・ザザ・・シーン・・・・・?。
大変!!電波が悪い~始まっちゃう!!
電波のいいところを探してウロウロ。ここがいいんだけれど、持っているのがしんどい。

                交代しながら、
                人間アンテナになりながら、
苦労した30分でした(汗)。でも 電波の悪さと、あわてた様子がおかしいし・・
結局、ザーザー シーンの繰り返しでほとんど聞いていません。
ラジオ「宮川じゅんの 待たせてごめんね」 ホントに、待ちくたびれました。
来週リベンジ!

2011年7月2日土曜日

ラジオ

宮川じゅん市議が、ラジオのパーソナリティをするというので、がんばれメールをしました。
1回目の放送は聞けませんでしたが、本人いわく「あまり緊張しないでできた」そうです。
応援の意味をこめて、リクエスト♪しました。
今度の放送でかかるかなぁ~。
と、いう訳でラジオがほしいなぁ・・と言っていたら、夫が買ってきてくれました。
シールを貼って、昔のイヤホンを探して、電池もいれました。
これで、どこでも聞ける!
リクエスト♪かかるかなぁ~。
放送は、毎週火曜日 14:00から30分 さっぽろ村ラジオ81・3MHzです。

2011年7月1日金曜日

泊原発に行ってきました

午前8:45集合 泊発電所見学ツアーに参加しました。
岩内町のマリンパークで、お弁当タイム。
公園の真ん中に立っている「これ」は、時計ではないようですが、
キンコンカンコン12時を報せる音楽を奏でました。
『♪おじいさんの古時計』です。
時々 音が外れるので、おかしくて写真を撮りましたが・・
ヤッパリ写真では伝わりません。

←イチゴみたいな形のトマトが、かわいくて。
わらを横切るアリが大きくて→   
       



そして、ようやく「とまりん館」


展望台に行くためには、厳重なチェックが必要です。
運転免許証やパスポート、住基カードなどの顔写真が付いたもので、一人ひとり本人確認をしています。
見学者カードをもらって、展望台へ。


福島原発の事故後、国は泊発電所の緊急安全対策に係る報告書の提出を求めました。
緊急点検の実施。緊急時の電源確保。緊急時の使用済燃料貯蔵槽の冷却確保・・など6項目。
しかし「中長期計画」なので、ほとんどが3年4年以内を目途に実施ということで済んでいます。
会場から質問がでました。
「なぜ 安全対策なのに3・4年先に実施するという事でいいのでしょうか?」
質問への答えは
『設備の調達(に時間がかかる)とか・・でしょうか わかりません』

原子炉格納施設を覆うコンクリートはとても厚くて頑丈です。
これが壊れてしまった恐ろしさを想像しました。
『原子力発電と火力発電 電気をおこす原理は同じです。
違うのは石炭や石油の代わりに、ウラン燃料を核分裂させるということ』と、説明してくれました。
大事な事を言い忘れていると思います。大きな違いは「放射性物質が出る」のだということ。

大きな地震は、家の中にいたら家がつぶれて危険
原発事故がおきたら、家の中から出ないでくださいという
どうすりゃいいの!?
見学ツアーに参加した私の答えは「原発はやめよう」です。