2020年9月28日月曜日

セプテンバーバレンタインデー


うたごえ新聞を読んでいて、おもしろい言葉を見つけました。「9月14日は、セプテンバーバレンタインデー」。

ラジオの深夜番組が発祥のようですが、3月14日のホワイトデーから半年、女性から別れを切り出す日だそうです。

2020年8月末、安倍首相の辞任表明があり、今年のセプテンバーバレンタインデーは、自民党総裁選の投開票日となりました。そして首相としての安倍氏とお別れの日となったのです。ところが、安倍政治とのお別れとはなりません。

新総裁に選出された菅氏は「消費税は引き上げざるを得ない」とか、「安倍総理が進めてきた取り組みを継承していく」「国の基本は自助、共助、公助」などと言い、総理の椅子に座って、今まで見たことのないうれしそうな顔を見せました。

コロナ対策と経済の両立のため、世界22カ国では消費税の減税を実施しているのに。しかも、その財源は軍事費を削減したり富裕税を引き上げたりしているのに。こんな時に「消費税は上げるつもり」「国民は自己責任で生きてね」と言われるなんて、ゾッとします。

「安倍政治は許さない」から「安倍政治の継続は許さない」です。

国はもちろん、札幌市でも税金の使い方を見直せば、できることはたくさんあります。新幹線の札幌延伸、都心アクセス道路、札幌駅周辺から大通り、ススキノ地区にかけての再開発事業など、2030年までの10年間で多額の税金を使って行う計画です。既存事業の見直しを総合的に進め、中止・先送りの決断で、コロナ対策や市民の暮らしに必要な財源をつくることを求めていきます。




2020年9月8日火曜日

トンボのたまご

 朝の宣伝後、片付けをしていたら、信号待ちの小学生が駆け寄ってきました。「トンボの卵が見れるんだ」。今日、学校に行ったらグラウンドの水たまりで、トンボの卵が見れるはずとの内容でした。

「楽しみだね、見られるといいね」と、信号が青になるまでおしゃべりをしました。トンボは水辺に卵を産むので、水たまりに腹部の先をチョンチョンとつけて産卵しているのを、子どもたちが見たのかなぁなどと想像しながら「いってらっしゃい」と見送りました。



その2日後、安部首相が辞任を表明、テレビ報道の多くは「ポスト安部」になりました。「誰がやっても一緒でしょ」という、街なかでの国民の声は、きっと「誰がなっても、安部政権を側近で支えてきた人が、首相になるんじゃ同じでしょ」ということでしょう。

「アベノミクス・3本の矢・女性活躍・地方創生・働き方改革・アベノマスク」など、すごいことをやってる感じの見出しが頭に浮かびます。

7年8ヶ月の安倍政権の中で、消費税は5から8、8から10%へと2倍になりました。大企業や富裕層が儲かれば、いずれ家計に滴り落ちてくるといったトリクルダウンは、待てど暮らせど落ちてきませんでした。私は、国の悪政が、市民の暮らしを直撃していることを実感しながら、議会活動をしていますので、国政を変えたい、子どもたちの未来に希望がある政治を作りたいと痛切に思っています。安倍政治の転換に向けて、いよいよ今から始まります。