2017年11月30日木曜日

待機児童二倍に! 札幌市

「保育園おちた」のブログから1年以上たちました。待機児童問題は依然として深刻です。

札幌市は「認定こども園」と「小規模保育所」を増やしてきましたが、待機児童は1,674人、前年度の約2倍です。そのうち国の定義(希望する認可保育所に入れなかったため育休を延長した場合などは、待機児童としてカウントしない)による待機児童数は7人、国定義ですらなかなかゼロになりません。

先月、小形・池田議員と一緒に市内の「幼稚園型認定子ども園」と「小規模保育所」を視察しました。「保育士の募集をかけても臨時なので集まらない」「園庭がないのでビル横に雪を集めて遊ばせるが、園庭の大事さを感じている」など実態を伺い「親子が一緒に過ごす時間を保障するには、産休育休がとれる働き方が大事」などの課題が共有できました。

小規模保育所は0歳から2歳の21人が、ワンフロアを4つに仕切った保育室で過ごしています。私は、わが子の乳児期を思い出しました。初めて保育園に行った時、広いホールで人生初のハイハイをしました。狭いアパートの部屋では、ハイハイをしないまま、つかまり立ちをしていたのです。目の前のこの子たちには、お友達とハイハイしておいかけっこをするスペースがありません。待機児問題は、保育の質とともに解決すべきとあらためて実感しています。



2017年11月10日金曜日

ありがとうございました


2017年10月22日投開票で行われた衆議院選挙以降、初めての「かけある記」ですので、選挙について書きたいと思います。

23日の朝、私は選挙結果にがっくりしました。天気は雨。重い足と心で、金倉まさとしさんの選挙報告(投票日翌日朝の宣伝)に行きました。

すると、初めてお会いする通勤途中の方から「残念だったね、次!次がんばろうね」と、肩をたたかれ、「がんばりましたね」と、握手の手を差し出されるなど、数々の明るい声に励まされました。

野党統一候補で当選した立憲民主党の方2人が、市議団控室に挨拶に来られ、これからも一緒にがんばることを確認し合いました。

あるお店では「選挙に行かない」「投票したい人がいない」というお客さんに、「行かないとダメだよ、共産党があるでしょ」と、支持を広げてくれていたことを知りました。その女性は「私のように、初めて共産党の支持を訴えた人が、他にもいるはず。それは、すごい財産になるね」と言いました。

このような新しいつながり、財産ができたんだなぁと実感し、すっかり元通り、いえ、もっと元気になっています。

みなさんと一緒に作り上げた財産をもっともっと大きく、次は野党共闘を広げながら共産党も議席を増やす、その努力を始めていきます。