2020年11月8日日曜日

「極めて深刻」だから「早い対策」を

よくがんばった

『ある日「お店でお財布がない夢」をみた。バックから出てくるのは書類ばかりで焦っていた。食事をしながら仕事をするので、脳が食べた認知をしていないのか、すぐお腹が空いた。服を後ろ前や裏返しに着て出勤したこともあった。これらすべて、みんなに教えて笑い飛ばした』

こうして走り抜けた第3回定例議会ですが、質問のため勉強した資料が机の隅で山になっているのを見て「よくがんばった」と思っているところです。

最後の質問は「札幌市子どもの貧困対策計画」でした。

NPOが4月に行った調査では、ひとり親の50%以上が「コロナの影響で仕事がなくなる。もしくは仕事が減る」と答えており、6月の調査では「70%は収入が減少。19%は収入がなくなった」と答えています。極めて深刻な状況なのです。

私は、札幌の計画に足りないのは「困った人に直接届く現物給付」だと考えます。

例えば、児童手当や児童扶養手当など現金給付制度の増額は、一番早くて確実に届きます。

しかし、児童手当などは子ども未来局、就学援助などは教育委員会、お金は財政局。

1回だけ

2年前、私の質問に「貧困対策は、子どもの権利総合推進本部が関係部局をまとめて取組む」と答えていましたが、推進本部が関わっていたのは計画を作った時1回だけ。

未だに「それは〇〇部局ですから」ということが起こっています。問題は縦割りの行政の中でどう連携するか、推進本部がどう機能するかです。すぐ始まる次の議会の準備に入ります。