アベノマスクが届きました。テレビ報道で見ていた、黄色味かかった生成り色のマスクです。もう市販のマスクは出回っていて「おひとり様ひとつでなくていいです」と、お店に張り紙しているほどです。
一方、医療の現場では、要望しても防護具などの不足は解消されず、感染者が出て、現地対策本部ができたとたん防護具が入ってきたという話しも聞いています。マスクも防護具も、どこにあってどこでつまっていて、なぜ必要なところに届かないのか、不信を通り越して怒りでいっぱいです。
2020年4月末時点で、アベノマスクに約466億円、人工呼吸器の増産や輸入に約265億円、ワクチン開発に約275億円。街頭インタビューでは「医療現場の支援が先だろう」とか「アベノマスクの予算で、人工呼吸器は倍以上確保できる」など、お金の使い方がめちゃくちゃだと指摘されていました。
不信はこれで収まらず、アベノマスクの業務委託先のうち1社だけ公表が遅れた問題や、最近では、持続化給付金の業務委託費769億円が、委託業者から749億円で再委託されており、差額の20億円はどこにいったのか、など次々明らかになっています。
持続化給付金の申請には、売上が50%以上減少していることなど要件が厳しく、パソコンやスマホからのオンライン申請しかできません。申請できない、申請しても給付が遅くて困っている事業者にとっては、怒り心頭だと思います。コロナウイルスと安倍政権の終息を早くしたいものです。