2021年3月3日水曜日

生活道路

 今年も、建設委員会に「市道認定の件」の議案がかかります。全市で20件、開発行為によるものと私道からの認定です。

生活道路が「私道」であることで、不自由な暮らしをしている住民が、東区でも少なくありません。

私は、雪が降り続くと「除雪が入らなくなった地域はどうなっているだろう」と、気が気ではありません。次の冬前には解決できるようにといつも考え、早く春が来ればいいなぁと思います。


一方、舗装されていないため、雪解けの頃、道路がボコボコでぐちゃぐちゃの地域もあります。

20年以上も前、引っ越して初めて道路の実態を知り、努力したけれど解決できないままだといいます。

昨年の秋、住民の方たちからお話しを聞いて、土木センターに経過を教えてもらいましたが、「私道」の壁は厚く高いのでした。


年が明け2月になり、雪解けの時期が近づいて来るため、土木センターに「私道でもできる範囲で知恵を貸してください」と、あらためて相談しました。

土木センターの蓄積した経験と、住民の皆さんの記憶と、町内会の協力で、舗装は出来ませんけれど、ぐちゃぐちゃ道路からやっと解放されることになります。

市道でも、宅地や道路を繋ぐ等の開発によって、その延長線にある市道の交通量が大幅に増えるなど、新たな問題があります。

道路は、社会経済活動や地域生活を支える社会基盤であり、車や歩行者の通行を確保する交通機能、災害時の重要な役割があります。注意深く見ていこうと思います。