2021年1月29日金曜日

2017年、国連で核兵器を違法化とする「核兵器禁止条約」が採択されました。昨年10月には、条約発効に必要な批准国数50ヵ国を突破し、いよいよ本年1月22日、条約は正式に発効します。
「ヒバクシャ国際署名」みなさんも署名した、もしくは集めたことがあるのではないでしょうか。現在世界中から1370万人分を大きく超えて国連に届いています。私も、新日本婦人の会に入会した頃から署名を集めてきましたので、とても嬉しいです。

SNSでは、俳優の渡辺謙さんが「核兵器禁止条約に日本が反対という信じられないニュースが流れました(略)原爆だけでなく原発でも核の恐ろしさを体験したこの国はどこへ行こうとしているのか」など、多くの著名人が発信してきました。

日本政府は「核兵器禁止条約に参加すると、核抑止力の正当性が損なわれる」「核保有国と非核保有国の橋渡しに努める」など説得力のないことを言ってきました。

国連本部での条例制定交渉会議に参加せず、空になった日本の席に「もしここにあなたが居れば」と書かれた折り紙が一羽置かれ、世界中のニュースになりました。そして未だに核兵器禁止条約に署名せず批准しない態度をとっています。

さて、札幌市の平和都市宣言をご存じでしょうか「(略)平和にまさる市民福祉はないとの考えのもと(略)札幌市が核兵器廃絶平和都市であることを宣言します」ぜひこの機会に市のホームページから全文みてほしいと思います。