大型連休、選挙での投票率が低いことについて考えていました。4月の統一地方選挙で、東区市議選の投票率は47.53%、同じく道議選は47.55%でした。
そのような時「地域からの変化の大きなうねりは、やがて全国各地で起きる予兆のように感じる」という記事が載ったのは、5月4日付けのしんぶん赤旗です。
その変化とは、東京杉並区での「女性議員の増加」のことです。
女性たちが党派を超えて共同で街頭宣伝を繰り返すことで、区民の関心を高め、投票率が上がって現職を追い落としたのだそうです。私はその現場を想像し、とてもワクワクしました。
「街頭宣伝を繰り返し、区民の関心を高めた」ことにも感動しました。
振り返ると私は東区で「選挙カーは名前を連呼しているだけ」「候補は駅頭であいさつしているだけ」という一部の候補への不満の声を聞いていました。それは関心を高めるのとは真逆で、有権者をしらけさせてしまうものでした。
選挙後、朝の宣伝中「いつも演説しているのを聞きながら出勤していた。あなたに入れたからがんばってほしい」と言っていただき「急ぐので(手を)離してください」と笑われるほど、私は差し出された手を握っていました。「誰か聞いてくれているかしら」と、思うこともある街頭宣伝ですが、先輩たちが、昔から政策を訴え支持を広げてきたことに、あらためて確信をもちました。
もっと工夫をして投票率があがるような取組をしていかなければ、と考えているところです。