2019年12月6日金曜日

おひさしぶりの11月

その1


11月中旬、市議団の控室に「太田さんいる?ひさしぶりー」と、元気に訪ねて来た人がいました。
一緒に応接室に行く間「誰だっけ?誰だっけ?」とつぶやきながらも席につくと、その特徴ある話し方で思い出しました。
「どうしたらいいかわからなくて」と言うので、「こうしたらいいと思うわ」と話した後、近況報告をしあいました。

その2

2日後「相談をしたいという人がいます」と紹介され、お会いした方の顔を見たとき「いつかどこかでお会いしたことあるなぁ」と思いました。
すると、相手の方から「おひさしぶりです、以前、訪ねて来てくれたことがあります」とのこと。
お話しを聞くと、もう10年も前にお会いしていたのでした。高齢になったご夫婦と障害をもつお子さんの、これからのことを一緒に考えていくことになりました。

その3

さらに、その4日後「消費税を5%にもどして景気回復を」の署名を集めていた時「あなたのこと覚えていますよ、おひさしぶりです」と、迎えてくれた方がいました。
頭の中でぐるぐる考えましたが、とうとう思い出せません。「あなたが候補になったばかりの時、応援するからねと言ったら、あなたとても喜んだのよ」と。なんと13年も前の出来事でした。
体調を崩し、お子さんのところに引っ越してきたのだそうです。
「貫禄ついたわね」「はい、歳も体も大きくなりました」と笑いました。

このようなみなさんとの出会いがあって、今の私があります。とてもうれしく、そして襟を正す思いです 


2019年11月11日月曜日

ME TOO

11月号の「広報さっぽろ」。特集は「知ってほしい身近な問題 DV」です。

「NPO法人 女のスペース・おん」代表理事のインタビュー記事も載っています。

ずいぶん前のことですが、DVの相談を受けたことがあります。ご本人からの電話に、「女のスペース・おん」でアドバイスをもらいながら対応しました。
「まずは身の安全を」と思い、シェルターに入るよう手を尽くしましたが、本人が決意できませんでした。「なぜ、逃げられないのか」そう思いましたが、あまりの恐怖で「逃げたら怒られる」という心理状態や「お前なんか、どこにも行くところがない」と言われ続け、相手のコントロール下に置かれていることがわかりました。今でも、時々思い出し胸が痛くなります。

広報さっぽろを読んだその日、約束をしていた「ME TOO札幌:性犯罪における刑法改正プロジェクト」の方たちと、小形幹事長とともに懇談をしました。

2017年、110年ぶりに性犯罪に関する刑法が改正されましたが、強制性交等罪(旧・強姦罪)の成立には「暴行や脅迫があったと認められなければならない」という要件は残され、3年後までに見直しを検討する「附帯決議」とされたのです。その3年となる来年には、見直しを行い、現行規定でも不十分なところの刑法改正をするよう意見書を上げてほしいので、全会派をまわっているとの事でした。私たちも、全会派が一致できるよう努力しようと決意した懇談となりました。


2019年10月3日木曜日

教育

1970年頃、若者を無気力、無関心、無責任「三無主義」と言ったそうです。最近は、会社で意見を言わない、付き合わないなど「三(さん)ない」という若者を揶揄する言葉があるようです。

2014年安倍政権は、自らかかげる「教育再生」を一気に進め、憲法9条の改悪をめざし、さらに、日本を世界でもっとも企業が活躍しやすい国にするため、企業に従うモノ言わぬ労働者を、教育の中でつくることを進めてきました。で、あるのに、さも個人が悪いような揶揄のされ方は筋が通りません。

札幌市は、2030年のオリンピックを招致したいとし、新幹線の札幌延伸、アクセス道路の建設、駅前再開発など、2030年に照準を合わせ、開発しようとしています。

現在、市内の小学4年生には「ボクと新幹線」という冊子が配られ、副読本として使われています。発行は、札幌市や函館など北海道新幹線建設促進関係自治体連絡協議会。編集は、札幌市の新幹線推進室。協力は北海道、JR北海道、札幌市教育委員会です。「いいこといっぱい新幹線。まちどおしいなぁ」と表紙に書かれています。

「いいこといっぱい」と学んだ4年生は、新幹線開通予定の10年後は、19歳か20歳です。赤字を理由にJRの在来線がなくなり不便していないでしょうか。新幹線工事で発生した要対策土(ヒ素や鉛など重金属を含む土)は、将来にわたって安全に処理されるのでしょうか。

それら開発予算は、国費もありますが、市債や建設債であらたな借金をすることになります。「平準化」といって、将来の人にも負担してもらうという考え方で、借金をします。子どもたちの未来に責任をもった議会での論戦をしたいと思います。




2019年9月11日水曜日

生活再建

また、秋風が寒く感じる日が多くなり、胆振東部地震から1年が経過しました。いまだに多くの被災者が宅地の地盤改良など生活再建に向け、先行きが不透明なまま暮らしています。

そうしたなか、り災証明の申請や、り災した方の国民健康保険料、後期高齢者医療保険料の減免、国保の一部負担金減免(病院窓口での医療費の自己負担1~3割について、生活に困窮している方の負担額を免除・減額・猶予する制度)などが8月いっぱいで打ち切られました。
日本共産党市議団は、秋元市長に「り災証明の申請期限などの延長を求める要望書」を提出し、税務と保健医療担当と懇談をしました。
「り災証明申請の受付は予定通り締切るが、知らなかったなどの理由であっても、申請は9月以降も受付ける」と回答がありました。


国保料の災害減免は180件を超え、一部負担金減免は約280件でした。
「傾いた自宅を修繕できず病気になった方や、ぎりぎりで暮らしていた世帯は、地震によって暮らせなくなっている。この制度の支援が助けになってきた」と、延長を求めたのに対し、「災害減免の制度は終了するが、通常枠での保険料の減免や一部負担金減免を活用できるよう、各区の窓口に周知する。一部負担金減免制度は通常6ヶ月間だが、災害枠では1年間対応してきた。しかしそれをもってもう利用できないものではなく、条件が揃えば引き続き6ヶ月間利用できる」と答えました。

「制度の打ち切り」が独り歩きし、その後も活用できるよう相談に応じることは、ほとんど周知されていません。
ひとりもとり残さず、一刻も早く生活が再建できるよう、丁寧な対応を求め、私たちからも発信していきます。


2019年8月19日月曜日

猛暑

日中気温が高くても夕方には下がり、過ごしやすいのが「北海道の夏」のはず。
ところが今夏、札幌ではこの原稿を書いている時点で9日間連続の真夏日、最低気温が25℃以上の夜「熱帯夜」もありました。寝苦しさが続くと、疲れがとれず体力が落ちてしまいます。熱中症予防には、水分や塩分の補給とともに体を休めることも大事なのだそうです。

7月28日大阪府枚方市の遊園地で、28歳の着ぐるみバイトの方が熱中症で亡くなりました。約17㌔の着ぐるみを着て、午後は33℃の中、園内をまわり来訪者とふれあい、閉園後28℃ある夜、屋外ステージでダンスの練習を終えたところで、歩きづらくなり意識を失ったそうです。

着ぐるみを着る時間には制限があり、通気性や軽量化など改良されているようですが、それではこの猛暑から命を守ることができませんでした。

若者に、毎日新聞がツイッターで「時給1500円になったら何をしたいか」を聞いたところ、約3割の方が「病院にいきたい」と回答したそうです。病院に行くための休みがとれない、受診するお金がないなど、健康を削って働いている姿が想像できます。 

亡くなったバイトのかたは、どうだったのでしょう。詳細が明らかになっていませんので、想像でしかありませんが、休憩したいと言えなかったのかもしれません、この苦しさを我慢しなければ仕事を失うと思ったかもしれません。人間らしく自分らしく働き、安心して暮らせる働き方。本当の改革が急がれます。


2019年6月26日水曜日

子ども医療費助成の対象年齢が拡大します

開会中の第2回定例市議会で、現在小学2年生までを対象にしている、通院に係る子どもの医療費助成制度の対象を、来年度は3年生、2年後には6年生まで拡大するという補正予算案が出されています。

「子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク」のみなさんが、札幌市に、中学卒業までの拡充を求めた署名13000筆を超えて提出していますので、6年生までの拡大は大きな運動の成果です。
多くのみなさんに大変喜ばれていますが、私は、なぜ来年6年生までできないのか疑問で、議案が出た時、すぐ担当課に聞きました。

まとめると


長くなるのでまとめると、「現在対象外の児童のデータを、システムに取り込んで申請し、保険を登録して・・という作業を専門業者に委託して、約12ヶ月かかる。3年生から6年生までを一気にやろうとすると再来年になるため、来年度は、今年対象になった2年生が進級するので、3年生までとした」とのことです。

それならば、細切れに年齢を拡大するたび、システム改修にお金がかかるのですから、中学3年生までを対象にしたシステム改修を決断したらいいのではないでしょうか。

他にも、0~1歳のおたふく風邪ワクチン接種費用の一部を助成する予算がつきます。
自己負担は7320円から、およそ4320円になりますが、もう少し自己負担が少ないといいのにと思います。これから始まる議案審査特別委員会で、質疑するため準備をしています。





2019年6月8日土曜日

NEW 表札

地域訪問を行っていた時、「近所なのに、太田さんの自宅わからないね」と言われ早速表札作成。一目でわかるものにしました。



2019年6月7日金曜日

私は厚生委員会の委員長に選任されました。

2019年5月13日 今期最初の議会(臨時)、ご存知のとおり夜中までかかりました。
22時を過ぎた頃に議長が決まり、その後、各常任委員会の委員長が決まり、ここで私は厚生委員会の委員長に選任されました。
翌日、遅れを取り戻すために、予定より早く常任委員会が行われました。
委員長と委員会担当事務局、二人とも新米です。「ここで、マイクを上げますので、挨拶してください」と、打ち合わせをしていた場面でマイクが上がりません。自分であげちゃえ・・ということで、就任あいさつを終え、質疑に入りました。
議案の一点目は「札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案」。国保の賦課限度額(保険料の上限額)を3万円引上げ、その上げた分で中間層の保険料を下げるというものです。
「厚労省は、各自治体の実情に応じて引上げ幅や時期を判断できるとされているが、本市はどう判断し上げることにしたのか」「賦課限度額世帯での滞納が172世帯、中間層の引下げは、わずか年間270円から700円。国保制度内でのやりくりでは、抜本的な解決にならない」など、質問をする佐々木明美議員と一緒に質問を準備していました。
私が「質疑はございませんか」と言うと「ありません」という声々、共産党以外質問なしです。一方、佐々木さんは、まだ自分だとは思わずにいるようです。委員長席から目で『佐々木さん、手を上げて』と合図を送ると、え?という顔の佐々木さんは、その後無事質問にたちました。
残念ながら議案は共産党以外の賛成で可決しました。

2019年5月20日月曜日

おおたさーん

みなさんのお力で、再び市議会に送っていただきました。お約束した公約の実現のためにがんばります。

選挙中の書類を整理していて、おもしろくて見入ってしまったものがあります。


私は、選挙カーの中で「あのお家(道路・お店)で手を振ってくれた」だの、「ここは街灯が少ない」だの、メモを取っています。
ところが、読み返すと「○から○道路を超えた○」など、さっぱりわからないもの多数。ガッツポーズ、(石川知事候補応援の)Lポーズ、頭の上で丸をつくる、犬が手を振る(?)など、うれしくてメモしたのでしょうけれど・・。

その中から、子どもたちとアナウンサーのことを書きたいと思います。


お昼休憩で私が乗っていない選挙カーが公園にさしかかると、小学生が呼びとめ、「がんばってください」「おうえんしています」と書いたメモを預けてくれました、ジーンと涙がでました。

演説をしていると、駆け寄ってきて「僕も太田です」という兄弟。高学年の子たちと「おおたさーーん」「はーーい」と交信。
そしてアナウンサーは、しゃべり続けるので時々口が回らなくなります、「市議会議員ゴッホ(候補)」。なかには、手をふってくれた人がいると、うれしくて心が躍るので、つい「あらぁ きゃぁ ありがとうございます」というアナもありました。
「わかるわかる」と大笑いでした。

フェイスブックでも紹介していますが、このように多くのみなさんに支えていただきがんばることができました。


2019年3月13日水曜日

「通いたい子がいるのに 切らないで」  - 学童保育の登録

2019年2月21日、札幌市学童保育連絡協議会から提出された「学童保育をなくさないための要項改定を求める陳情」が文教委員会で審議されました。

助成が切られる


札幌市児童健全育成事業実施要項の10条は、学童保育の登録児童数が10人未満になると助成が切られ、登録からも外されて、再び10人以上になるニーズがあったとしても、校区に児童クラブがあるため再登録できず、さらに過密校区でなければ登録できないとしているため、その要項の改定を求めたものです。

陳情を提出した、学童保育連絡協議会から会長さんが趣旨説明を行い「児童が減ったとしても利用者はいます。通いたい子がいるのに、10人未満だからと登録を切らないでください」と訴えました。

「過密化」?!


大会派から順番に質問をするので、私は4番目。同じことを質問しないようにたくさん準備して臨みました。

他会派が「助成金も大幅に充実している。工夫し安定して運営してもらいたい」とか、「運営側にも社会的責任がある。安定運営につながる支援を」などと質問をし「あれあれ?運営が悪いんでしょってことかしら?」と思いながら、メモをとりました。

「過密化」のとらえ方も、児童会館の建物は大きくしないまま、体育館にマットを敷いて、その面積を児童一人当たりの基準で割ると、定員が100人も増える場合もあり、児童を詰め込むことに他ならず、過密化していないというのは問題だということも述べました。


2019年2月18日月曜日

漢字の問題

シンポジウムやつどいなどに呼んでいただくことが多く、第一回定例議会が始まったこともあり、それら準備のため、自宅でも資料を散らかしパソコンを開いている時間が増えています。

そんな中、小学2年生のA君は、私の隣で遊んでいると思ったら、何やら準備ができたようで、私に「漢字の問題を出すよ」と言いました。
仕事の片手間でも答えられる自信があった私は「は~い」と気のない返事をしたのですが、「一問目です 『おのれ』」・・「えっ おのれぇ~?」意表を突く問題に大笑い。

資料から目を離し考えるものの、頭の中は「意味を知ってるのかしら」との思いでいっぱい、漢字は浮かんできません。
「時間切れです。『乙』でした」書いた字を見て、「思い出した『己』ですよ」。
引き分けて二問目、『からす』、私の答え『カラス』。
紙に書いて「『鳥』これはトリさ『烏』カラスはこれ。違いわかる?ここの中の一本ないんだよ。

漢字辞典を見てびっくりしたんだよね」という君にびっくりだよと言う私。ラスト問題は『うろこ 魚へんだよ』。
魚という漢字を含め、ぼんやりとしか浮かばずギブアップすると、「正解は『魚』のとなりに『舛』こんなの。あとはわからない」というので、二人で考えるもわからず、スマホで検索『鱗』ができあがりました。

しかし、ここは辞書を引くべきでした。片手間どころか、すっかり夢中になり漢字を覚えました。みごとに脳の緊張はほぐれ、その後の仕事ははかどりました。

< 東区民報 かけある記より >




2019年1月30日水曜日

猛威

現在、私の周りで「猛威を振るうもの」は、インフルエンザと雪です。今年は、とても身近なところで、インフルエンザに罹患する人が多く、ばったばったと寝込んでいます。
うがい手洗い、水分補給。そして私の場合、自分の体力を過信するところがありますので、年相応の休憩と、食べ過ぎない栄養を心がけています。

雪について、「車1台通るのがやっとの道路」「歩きづらい」などの声をたくさん聞きます。この冬、札幌市は「パートナシップ排雪制度」の実証実験を行っています。実験団体(町内会)数は、全市で42、東区は4です。

実験では、圧雪厚10㎝を20㎝にして路面の雪を残します。20㎝残された雪が気温が緩むことで、ざくざくになった時や、それが凍った時など歩きずらいのはもちろん、とても危険です。排雪の幅は変わりませんが、パートナシップで排雪するまで6mの道路の両脇に雪が積まれるのですから、車が交差できなくなるわけです。
このようにして排雪量を抑制することでパートナシップの地域支払額は約7割に軽減できるであろうといわれています。町内会の負担を減らすことは大事ですが、生活道路が危険では元も子もありません。
パートナシップ排雪の地位域負担をゼロにするには、9億円あればできます。「市の負担で生活道路の除排雪を行うようにしたい」。ものすごい勢い(猛威)で実現したいと思うのです。



2018年12月26日水曜日

学習支援費の見直し

生活保護費が下がる

今年(2018年)の10月から生活保護費が下がりました。安倍政権は2013年から3年間、生活保護費を下げ続け、さらにまたこれから3年間かけて下げていくものです。

生活保護基準は、地方税の非課税基準や国保・介護保険料などの減免適用基準の元になりますので、減免制度を使えなくなる世帯が増えます。
そしてこのたび、生活保護の学習支援費の支給方法が変更になりました。これまで毎月出ていた「学習支援費」を廃止し、今後は申請があったものに対して支給するようになったのです。

スキー学習は必修


多くの高校では、宿泊研修としてスキー学習を行います。スキーレンタルを含むと費用は4万円近くかかります。
これまでは、毎月出ていた「学習支援費」を貯めて、研修費にあててきたという方が「スキー学習研修費」として申請しました。

ところが「学習支援費は対象をクラブ活動費等に要する費用に限定したため、スキー学習は該当しない」として、支給されないのです。
「学習支援費を無くす代わりに、生活扶助費に児童養育加算を付けた」と言いますが、そもそも生活扶助費を引き下げ、母子加算の減額もおこなっているのです。
スキー学習は必修であり、欠席すると単位がとれません。

厚生労働省は「母子加算は子どもが2人以下の世帯は下がり、他は上がる」と言いますが、弱い人たちの中で、こちらを削ってこちらにあてるやり方に怒りをおぼえます。まずは子どもたちが安心して学べるように、学習支援費の利用拡大をしなければなりません。


2018年11月21日水曜日

福祉灯油で冬を暖かく 札幌市に市議団が要望



 日本共産党札幌市議団は11月21日、寒さに凍えることのないよう、低所得世帯への福祉灯油の実施を秋元市長に要請しました。厳しい冬を前に、灯油価格は1㍑当たり100円を超え前年に比べ3割近くも高くなっています。
しかし、対応した木下保健福祉局長は「支援しても実効性はない。事務費用がかかり、対象者も膨大」と拒否しました。
 村上市議団長は「北海道で暖房は命に関わる。市民の命やくらしを守るために支援すべき」と重ねて福祉灯油の実施を求めました。

冬に暖房を使えなかった



雪が降ると同時に、日陰などは、もうつるつる路面で長い冬を思うと少し憂鬱な気分になります。しかも灯油代が高い。6月からずっと100円を超えたまま高止まりです。
昨年同様、ポリタンクを持って、セルフで灯油を買う姿を見かけるようになりました。訪問すると「暖房を節約して布団に入っていた」という方にお会いするようになりました。
11月21日共産党市議団は、保健福祉局長に「福祉灯油と、あったか応援資金で低所得世帯の支援」を要望しました。福祉灯油とは、低所得世帯に灯油代の一部を補助することです。

昨年は、道内の半数以上の自治体96市町村が実施し、冬の暮らしを支えました。

札幌は実施したことがありませんし、今年も実施は考えていないと言います。「支給する場合の事務に経費がかかる一方、給付を受ける側も冬期間の暖房費のごく一部の補助であるため、実効性が高くない」という理由です。「ごく一部でも助かります」という声が聞こえそうです。財源は国の特別交付税ですが、「国は、どれくらい札幌にくれるかわからないため、財源的に厳しい」とも言います。私は、市として子どもの貧困対策のための調査を行ったのは、2016年の冬「冬に暖房を使えなかった」と回答した子育て世帯が、課税世帯を含め474世帯8.1%もったこと。あれから3回目の冬、今年は灯油代の高騰でもっと大変なはずなのです。「財源のやりくりを考えるのが行政や私たちの役割。寒い日が続いているので、一日も早く検討を始めるよう」求めました。

< 東区民報 かけある記より >

2018年11月19日月曜日

ヘリ部品落下再発防げ 陸自・丘珠駐屯地司令に要請

2018年11月19日、東区の陸上自衛隊丘珠駐屯地所属のヘリから飛行中にワイパーブレードが落下した事故で、日本共産党札幌東区地区委員会と宮川潤道議、太田秀子市議、平岡だいすけ市議が原因究明と再発防止を要請しました。

要望書の中身は、駐屯地周辺は小学校、中学校、保育園、幼稚園など子どもたちが集う施設や、病院、住宅密集地があり、もし落下したワイパーブレードが人や建物を直撃していれば重大な事態になりかねないと批判。

  1. 原因究明と同型機の再点検
  2. 原因経過のすみやかな公表
  3. 二度と事故が起こらない再発防止策

の3点を求めました。
応対した駐屯地の広報担当者は、3点の要望については受けとめると答えました。

宮川道議は「以前からヘリコプターの騒音など苦情も寄せられている」と、住宅密集地に隣接する基地の危険性も改めて指摘。再発防止と原因究明を急ぐよう強く求めました。


2018年11月16日金曜日

北海道地震の教訓生かせ  札幌市議団 市長に予算要望


 北海道と札幌市に甚大な被害を与えた北海道地震の教訓から、命と暮らしを守り災害に強いまちづくりをと、日本共産党札幌市議団(村上仁団長)は11月16日、2019年度予算要望を秋元克広市長に提出し、市民の切実な願い実現を迫りました。

 104項目に及ぶ要望は、都心アクセス道路の無駄遣いをやめ、▽すべての避難所に備蓄物資を配備する▽燃油の高騰が続いていることからも貧困対策として冬期間の暖房費への一部支援を行う▽北海道地震の教訓と当事者の意見を生かした実効性のある福祉避難所の拡充を図る▽住民合意のない学校統廃合は行わないーなどを盛り込んでいます。

 「市民生活を支える予算編成が求められている。要望を予算編成に反映してほしい」「避難所でベッドが必要な障害者が床で寝なければならない事態だった福祉避難所を早急に設置してほしい」と求めました。
 秋元市長は「市民が安心して暮らしていけるように対応していきたい」と答えました。
 無料低額診療を薬局にも適用している旭川市をモデルに、札幌市が試算した額は1カ月125万円だったとし、「予算を含めぜひ実施してほしい」と求め、秋元市長は「検討を進めていきたい」と語りました。

2018年11月11日日曜日

札幌らしい活用ができる交付金を

丸ひと月かかった第3回定例市議会が終り、市政報告会を行いました。会場で労働組合の方から出された資料は「さっぽろ未来創生プラン」を策定するために、市が2015年市内の独身者や子育て世代に行った「意識調査」の結果でした。

翌日、あらためてその資料を出してみました。結婚したいと思っている人が結婚への最大の障がいと考えているのは、男女ともに「結婚後の生活を維持していくための資金」。結婚している人の雇用形態は男性では正規約70%に対し、非正規は25%です。プランの目的は2つ。「安定した雇用をうみ出す、結婚・出産・子育てを支える環境づくり」です。

私は「人口減少対策調査特別委員会」で、プランについて質疑をしてきました。ほとんどが国の「地方創生関連交付金」の対象事業です。
2017.18年は「食関連企業のASEAN市場での販路拡大を推進し、海外展開強化のため香港にコーディネート機能を設置」「働くことに不安を感じている女性を支援する相談窓口の運営」等々です。「これで、どう安定した雇用を創るのか。二つの基本目標に対し検証しているのか」聞くと、「好循環の兆しがみえているが目標とは乖離がある」と答弁。「その評価こそ市民と乖離している」というやりとりもしました。

2017年、国は地方創生拠点整備交付金の第2回募集時のみ「公立保育所をはじめとする子育て支援施設」を事業対象にしました。
「この交付金を使い保育所をつくるべき」との質問に「通常の保育所への交付金があるため(保育所建設には)使わない」と答えました。今月末、委員会で国会議員への要望に行きます。国の交付金により全国で政策が誘導されているのではないか、札幌市の実態をまとめているところです。


2018年11月2日金曜日

丘珠空港利活用―住民合意をないがしろにするな

太田秀子市議は2018年10月22日決算特別委員会で質問にたちました

「丘珠空港の利活用に関する検討会議の報告書」について、現在住民説明会・および意見交換会を実施しているが、今後今年度どのような予定をしているのかただしました。
空港担当部長は、市民や有識者空港関係者で構成する関係者会議の開催と市内全域で無作為抽出で1万人規模のアンケートを実施する予定と答えました。

太田市議は、「1998年、地元意見をふまえてまとめた『空港整備に関わる基本的考え方』では『滑走路については全長1,500mとする』事が住民合意とされていました。しかし、2018年2月に公表された、北海道と札幌市による『丘珠空港の利活用に関する検討会議』の報告書には、現在、1,500mの滑走路を300m延伸、500m延伸などの案が示され、最大550億円の事業費を見込んでいます。
これは当時の住民合意をないがしろにするものです。

また札幌延伸により丘珠空港の主要路線である「丘珠―函館便』が大幅な減便となる可能性は否定できず、新幹線延伸による効果を過大評価することは問題」と指摘しました。