2023年10月5日木曜日

第3回定例市議会が始まり、9月27日、太田秀子市議が代表質問に立ちました。

 太田市議の代表質問

太田市議の質問で、市民の要望、声を聞かない秋元市政が浮き彫りに一方で、暑さから子どもを守るエアコン設置が前進

質問項目は「市長の政治姿勢について」「2030年札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致について」「猛暑に対する備えについて」「新型コロナウイルス感染症対策について」「働く若者への支援について」「学校給食費の公費負担拡大について」「大通及びその周辺のまちづくりについて」と大きく7項目にわたり、地域のみなさんの関心が高いものを取り上げていました。

太田市議が福祉灯油について「燃油は厳しい冬を越すための命綱であり、高くて購入できないということはあってはならない。市長は、灯油が生活必需品であるとの認識をお持ちなのか」と質問すると秋元市長は「灯油価格の高騰が市民生活に大きな影響を与える事は承知している」とし、対応は国任せで、札幌市民が寒さで凍える恐れがありながら、市独自の対策を打ち出すとは答弁せず、冷たい姿勢を明らかにしました。

太田市議はマイナ保険証の誤登録が頻発しているにも関わらず、現行保険証を政府が廃止しようとしている問題もとりあげました。「現行保険証の廃止方針を見直すよう国に求める考えはないのか」と端的に質問。秋元市長は「国がシステムチェックの導入等を示しており、市として廃止方針を国に求めることは考えていない」と答弁しました。

「2030年札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致」の問題で太田市議は、「市が試算している大会運営費、いくらと試算しているのか」「IOCに支払ったロイヤリティやトップスポンサーとの契約内容は、都議会での追及でも明らかにされませんでした。(これらの費用について)公開を求め、実行されなければ、本市がうたう、IOCとの対等平等な関係は築けないと考えますが、いかがか」と質問。秋元市長は「随時、大会の規模・仕様などの精査・見直しが行われると認識している。予算の検討状況については、定期的に市民に説明・周知していく必要があると考えている」と答弁。情報公開については、IOCとのロイヤリティやトップスポンサーとの契約に税金が使われるにも関わらず、使途の公開について確約しませんでした。

オリンピック・パラリンピック招致について太田市議は再質問、再々質問を行いました。「JOC理事会で札幌市が国内候補地として決定しているが、本市の決断で招致を止める事は出来るのか」と質問したのに対し、秋元市長は答弁不能となり、引き続き市民に理解を求めると繰り返し、招致を続ける姿勢を示しました。

太田市議は、札幌市が18歳と22歳となる31,550人の名簿を、昨年に引き続き自衛隊に提供した問題を取り上げ、「2021年度まで『個人情報保護条例』の主旨に沿って自衛隊への名簿提供は行ってこなかった」「名簿提供に対し除外申請している当事者の思いを尊重し、個人の情報の提供は中止すべき」と質問。これに対し秋元市長は、「自衛隊のもつ公益的な役割を考慮し、適切に対応している」とし、市民の理解促進に努めると述べ、中止するとは答弁しませんでした。

学校のエアコン設置について太田氏は「災害級の暑さに備えるため、未設置の学校に一気にエアコンを設置できるよう計画を前倒しし、柔軟かつスピード感をもって取り組むことが必要」と求めました。これに対し、教育長は「約6,000室分の機器を一度に調達することは難しい。また、電気容量の増強等を受託できる業者は限りがあり、すべての学校に一斉に整備することは難しい」としながらも、従来の発注のやり方に加え、設計及び工事を一括で発注するなど、スピード感をもって整備を進める」と述べました。

市は、当面、全保健室に急いでクーラーを設置することを明らかにしています。


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2023年9月2日土曜日

暮らしを守る総合的な対策を

 国連の事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と言いましたが、それも納得できる猛暑でした。

まさか、北海道で暑さのため命をおとすことが起こるなんて、とてもショックです。


夏休み前、中学校で先生と保護者の懇談があった時の話しを聞きました。

長い廊下、大きな扇風機が遠くでまわっているものの、待っている保護者は汗だくです。

教室には家庭で使うようなサイズの扇風機が1台まわっていますが、このような中で授業を受けている子どもたちを思うと、今ぐらい我慢しようと思ったと、保護者は言います。

夏休み明け、もっと暑さはひどくなっており、生徒も先生も職員もこのような環境では体を壊してしまいます。


秋元市長が2023年8月24日の定例記者会見で、市立小中学校の普通教室への冷房設備の設置を進める考えを示しました。しかし話しは「当面は」と続き、「室外機がなく工事不要の移動式冷房を中心に設置する方針」「教室全体を冷房する能力はないが、1台3~5万円ほどですむ」「備え付きの冷房は、大きな改修や新築が必要で時間がかかる」のだそうです。肝心の暑さ対策になるのか、いつ設置するのか、さっぱりわかりません。

家庭では扇風機に「節約」と張紙をして、極力我慢したという話しも聞きました。

これから来る電気料金の請求を考えるとゾッとします。


9月からの議会は、あれこれではなく「暮らしを守る総合的な緊急対策」を求めていかなければ、と考えています。



2023年7月18日火曜日

優先された予算は

がんばれました 

選挙後、4月25日から朝の宣伝を再開しています。

いまでも「選挙入れましたよ」「今、お話ししていた〇の件、がんばってほしい」など、声をかけていただきます。タクシーの運転手さんに「運転しているので、太田さんが何を演説しているのかわからないけれど、いつも賑やかでいいね」と、言われたこともありました。

火曜から金曜の平日朝ですが、合計8支部から約20人、1日3~8人の方たちが参加してくれていますので、賑やかなのです。

「共産党に入ってから、早起きして朝の宣伝に出るので健康的になったよ」と言ってくれる人もいて、毎週朝宣で会うことが楽しみです。

「6月は、議会が忙しすぎて朝宣きついなぁ」と思いましたが、そんなみんなに支えられて、ほとんど休まずがんばれました。

その議会も、今日閉会しました。

後回し・・市長が選挙公約で掲げたのに

選挙後初の定例議会でしたので、市長が選挙公約で掲げた「子ども医療費や保育料の無償化の対象」「学校給食費の公費負担軽減」などの拡大について、市長がどう提案するか、みなさんも期待していたことと思います。しかし、具体的な検討方向すら示されませんでした。

マイナンバーカード普及促進を優先

今日の本会議で「せめて、今議会で具体的な時期や方向性、内容の検討を打ち出すことが必要であった」と討論をしました。

マイナンバーカード普及促進のためのデジタル推進費、市民合意のないまま理解を押し付けるオリ・パラ招致費などが優先された予算でした。

次の議会は、私が代表質問をする予定です。





2023年6月23日金曜日

敬老パスの利用を広げて

「敬老優待乗車証(敬老パス)を改善してください」との陳情が、厚生委員会にかかりました。札幌で70歳以上の人口に対する敬老パスの交付率は82.8%ですから、多くの市民に喜ばれていることがわかります。


陳情は、敬老パスの利用者負担(利用額)はそのままで、タクシーやJRでも利用できるようにしてほしいという内容です。


共産党市議団は、昨年末から「敬老パスアンケート」を行い、短期間の取組でしたが、1388通もの回答が寄せられ、改善要望の設問に「タクシーやJRへの利用拡大」を求めるものが一番多く、「自宅近くのJRは敬老パスが使えず、バス停まで歩くことはできない」など、具体的な声を聞くことができました。

委員会では、改善することでタクシー事業者やJRにとっても利用者が増え、コロナで落ち込んだ交通事業者への支援にもなると求めましたが、「制度の目的は、高齢者を敬愛するとともに外出を支援し、明るく豊かな生活の充実を図ること。その結果として、活動することによる経済の活性化にも資する面がある」という答弁でした。


検討すらしない対応に「高齢者への敬愛」とはなにかしらと強い矛盾を感じました。


しかも18年も前の平成17年に行った調査の回答をもって、今後の制度の在り方について「現行のままでいい」「見直して縮小」の設問への回答が、世代で捉え方の違いがあると示しましたが、今の意向を聞いてほしいものです。

「継続審議」になりました。引き継きみなさんとご一緒に、実現にむけ頑張ります。


2023年6月3日土曜日

旬をいただき、パワフルに

この原稿を書くにあたり、前回の「かけある記」以降の日々を振り返ってみました。


臨時議会での質問。4年ぶりの「後援会の花見」「平和行進」。要望や要請。マイナカードについてのつどいもありました。


市長に、物価エネルギー高騰対策などを「緊急要望」し、後日要望に関連して厚生委員の議員から、非課税世帯への給付金について「本人は非課税でも、住民税課税世帯の扶養親族になっている場合、給付対象ではない問題」「家計急変世帯が対象から外された問題」を質問しました。


北海道電力と経済産業局には、衆議院選挙予定候補のはたやま和也さんと共に「泊原発再稼働を織り込んだ電気料金値上げ申請の撤回」「原発の60年超運転と一体の電気料金値上げの中止を求める要請」をしました。いずれも「負担をおかけすることのお詫び」と「ご理解いただきたい」を繰り返し、「泊原発の再稼働で値下げできる」と言い放ちます。「契約アンペアを見直すことで、支払い料金の低減に資する」とか「オール電化の方にはスマート電化をお勧めしている」「エコ替えの場合、補助金を出している」など、市民に努力を求めることばかりです。公益企業として独自の軽減策を自治体と協議することが先であると要請しました。


この間、美味しいこともありました。


新鮮なウドをいただき、酢味噌和えにしましたし、フルーツたっぷりジュースも作っていただき飲みました。美肌効果はどうか…でも心身の元気には効果抜群、6月の定例議会にダッシュです。





2023年5月13日土曜日

「急ぐので、手を離してください」

 大型連休、選挙での投票率が低いことについて考えていました。4月の統一地方選挙で、東区市議選の投票率は47.53%、同じく道議選は47.55%でした。

そのような時「地域からの変化の大きなうねりは、やがて全国各地で起きる予兆のように感じる」という記事が載ったのは、5月4日付けのしんぶん赤旗です。


その変化とは、東京杉並区での「女性議員の増加」のことです。

女性たちが党派を超えて共同で街頭宣伝を繰り返すことで、区民の関心を高め、投票率が上がって現職を追い落としたのだそうです。私はその現場を想像し、とてもワクワクしました。

「街頭宣伝を繰り返し、区民の関心を高めた」ことにも感動しました。


振り返ると私は東区で「選挙カーは名前を連呼しているだけ」「候補は駅頭であいさつしているだけ」という一部の候補への不満の声を聞いていました。それは関心を高めるのとは真逆で、有権者をしらけさせてしまうものでした。

選挙後、朝の宣伝中「いつも演説しているのを聞きながら出勤していた。あなたに入れたからがんばってほしい」と言っていただき「急ぐので(手を)離してください」と笑われるほど、私は差し出された手を握っていました。「誰か聞いてくれているかしら」と、思うこともある街頭宣伝ですが、先輩たちが、昔から政策を訴え支持を広げてきたことに、あらためて確信をもちました。

もっと工夫をして投票率があがるような取組をしていかなければ、と考えているところです。



2023年4月17日月曜日

託された思いを胸に

 4月11日の朝宣伝で「おめでとうございます」と、駆け寄ってくれた方がいました。真剣な顔で「良かった」とも言っていただきました。

市議会に私の議席があることを「良かった」と思ってくれている方たちがいる、選挙期間中手を大きく振り「がんばって」という声援をいただきましたが、どれも「私たちのために議会でがんばって」という、心からの叫びだと受け止めました。

みなさんの願いを大切な1票に託していただいたことを胸に刻んで、がんばります。


みなさんには、札幌市や共産党市議団のホームページで、議会がどのような議論をし、各会派が誰の声を代弁し何をしているのか、積極的に見ていただきたいと思います。

JOC日本オリンピック委員会は、選挙結果を受け「2030年に加え、2034年大会の招致に変更することも視野に市と協議する」旨の発言をしました。

前回より15ポイントも落ち込んだ秋元市長の得票率は56%、招致反対を掲げた「きばた・高野候補」の得票率は合わせて44%でした。秋元市長も「招致に信任を得たとは言えない」と認めており、2030冬季五輪招致の是非を争点に押し上げることができました。

忘れてならないのは、市民の招致反対の理由は「オリンピックより別な事にお金を使ってほしい」「オリンピックより暮らしや除雪を優先してほしい」というものが多く、税金の使い方が違うということなのです。2034年ならいいかということではありません。

私は、みなさんに訴えた公約の実現に全力でがんばります。




2023年3月9日木曜日

お水は2回か3回か?

 2月21日、代表質問に立ちました。多くのみなさんが傍聴席で見守ってくれて、とても心強かったです。議員団みんなで作った質問も自信を持って臨むことができました。

質問と答弁、再々質問まで、市議団のホームページで見られますので是非ご覧ください。


傍聴者の反応がとてもおもしろく、元気の源になっています。初めて傍聴した方が多い代表質問でした。1月末、初めてお話しした方が、お友達を誘ってきてくれました。

とても感動して地域の方に様子を教えてくれたそうですが、その内容は、質問についての感想とともに「45分間水を2回しか飲まず、すごかった」というもの。

私は、思わず「そこですか?」というと、地域の方が「そこです」と言い、一緒に笑いました。

ずっと、集中して見てくれていた様子が目に浮かびます。うれしくて、後日この話しをすると「いや、水は3回飲んだ」という話題になり「みなさん自分事のように、緊張して目を凝らして見てくれていたんですね、ありがとうございます」という気持ちです。


SNSでも「昨日議場で拝見しておりました。特に再質問、傍聴席にも熱量が伝わってきました」「熱い思いのない議員が跳梁跋扈する世の中で、とてもうれしい気持ちで見ていました」とか「三回目まで質問、感心しました」「検討すすめている的な答弁が悔しい」などの反応が寄せられ、その後の委員会質問にも力が入りました。

引き続き、議会で論戦できるよう頑張らなくてはなりません。



2023年2月27日月曜日

開会中の2023年第一回定例市議会で、2月21日、代表質問を行いました。

 任期中最後の代表質問ですから、思いがいっぱいです。

今日、他会派の議員から「昨日の質問、説得力があって良かったよ」と、声をかえてもらいました。

うれしい😄 うれしい😁

市議団HPにアップしましたので、読んでください。


さっそく、今朝の宣伝で質問と答弁の報告をしました。








2023年2月1日水曜日

1月22日の日曜日、札幌東区で街頭から市政報告をしました。

 「物価高騰が生活を圧迫しています。みなさんの暮らしはいかがですか? オリンピックや大型開発にお金をかけるのではなく、コロナ対策や暮らしを守るために税金を使うべきです」と訴えました。

この日は、5ヶ所で宣伝しましたが、一緒に移動してくれた人たちが、買物客のじゃまにならないところで雪を踏み固めてくれて、私の演説舞台を作ってくれます。

私の後ろでたなびくのぼり旗は、渦巻く風で串団子のような、連凧のような形になっていました。



2022年12月31日土曜日

総務委員会質問(2022年12月9日)

 総務委員会で「本市所有の土地と民間所有の土地を交換するための補正予算」について質問しました。


民間と交換するために、市内部での土地の所管を変更する必要があるため、買い戻すための補正予算です。

札幌駅近郊の市所有地の鑑定額は114億円ですが、今後駅西側の開発によって、この土地の価格が上がることは必至です。

現在の土地鑑定の結果だけではなく、将来を見据えた等価交換であるべきです。


「不動産鑑定は国土交通省が定める鑑定評価の統一的基準に基づき、鑑定評価額を算定しており、 今回の算定価格も適正と考えている」と答弁、現在の算定額に固執しました。

市内中心部の貴重な市有地を手放さず、引き続き定期借地契約を延長するなど、有効活用する方法を検討すべきではないか、市民のために活用する土地として保有しておくべきであると提案しました。

土地利用を民間に委ね、そのために一等地を処分するという本市のやり方は、あまりにも行き過ぎた民間優遇であり看過できないことも指摘しました。


この土地は過去に70億円という巨大な市債を投入して購入しましたが、この度の買い戻しでは利子も含め79億円もの支出です。

多額の費用を使うことや市民の財産である土地を手放すこと、その狙いなど市民にはほとんど情報が提供されていません。



2022年11月17日木曜日

丘珠空港将来像案、市民と十分協議せよ-太田札幌市議が追及

 太田秀子札幌市議は、丘珠空港の将来像案について複数回質問しました。


まず、市に対して「丘珠空港の将来像案については、どのように協議をし、どの判断で国に要望を出す決定をするのか」と質問。当局は「月末におきまして、パブリックコメント、それから意見交換会が終了した。これまでの議論なども総合的に見極めたうえで年内の将来像をめざし、その上で北海道と一体となって国への要望を取り組む」と答弁しました。1998年度に、北海道と札幌市が地元意見をまとめた空港整備に関する基本的な考え方を、重要な地元の合意としてきましたが、市はこの基本的な考え方を過去30年間の出来事の一つとして書き、地元住民との約束を軽視しています。


また、丘珠空港が自衛隊との共用空港であることから、太田氏は、「将来像に関して自衛隊との協議はどのような内容だったのか、また便数増について協議はどのようなものだったか」を問うと、市の担当者は「滑走路延長に伴い、官製除雪を自衛隊が担っているため相談してきた。防衛相にもご理解をいただいている」と答弁しました。


太田氏は、将来像の議論が民間機だけであること、滑走路が延長したら、自衛隊としての活用が広がることは、容易に想像がつき、将来像案によって自衛隊がどのような役割を果たすか、これらを明らかにして市民に説明することが必要だとして、市民意見交換会を改めて開くように求めました。


<2022年11月6日 東区民報より>

2022年9月15日木曜日

丘珠空港「将来像(案)」と「日米共同訓練」

 「丘珠空港の将来像(案)」について、今月から札幌市と周辺住民との意見交換会が始まりました。

将来像の「概要」には『1998年に取りまとめた「空港整備に関する基本的な考え方」は、「滑走路延長は100m(全長1500m)」「~空港周辺の生活環境の保全を図る」など、地域住民との合意内容を記載した重要なもの』と書かれています。しかし、滑走路は1800m程度への延伸。現在1日夏期往復で30便、冬期28便を通年70便程度に増やし、運用時間も拡がります。便数も時間も増えれば騒音被害の拡大は避けられません。

騒音調査は、民間と自衛隊ヘリコプターすべての騒音を測定したと説明していますが、頻度や何機飛んだのかは不明です。

丘珠空港の設置管理者は防衛大臣。施設面積の88%は防衛省、残りが国交省の管轄です。

滑走路が延伸された丘珠空港が、自衛隊基地としてどのような役割を果たすのか「将来像」ではまったく触れていません。

意見交換会が始まった矢先の2日、防衛省は陸上自衛隊と米海兵隊の日米共同訓練の概要を発表「オスプレイ6機程度、丘珠駐屯地など自衛隊施設に飛来する」とあります。つまり初めてオスプレイの訓練で丘珠空港が使用されるのです。

防衛省から札幌市への「お知らせ」には、期間・部隊・場所等が書かれていますが「本内容は変更される場合もあります」と※印がついています。お知らせだけで一方的にオスプレイがやって来る。こんなことが許されるのか、滑走路の延伸に「待った」をかけなければと怒っています。



2022年5月18日水曜日

予算組み替え動議

 第1回定例市議会が終わります(原稿を書いている今日は3/29)。1兆円を超える過去最大規模の令和4年度予算について質疑をしてきました。

明日、本会議討論・採決となります。その本会議に、日本共産党市議団は「予算の一部を撤回の上、再提出を求める動議」を提出、私が動議提案理由の説明をします。

民間再開発促進費で、市内中心部に高層マンションがたくさん建設されますが、そのマンションの一つでは建つ前から「購入者の4割はセカンドハウス」だと報道されています。

一方で、市営住宅については、増やす計画はなく募集戸数が減っています。応募倍率は依然高く、希望する市民が入れません。

北海道新幹線推進関係費は、2030年開業に間に合わせるやり方で進んでいますが、購入し暮らしているマンションの下が新幹線ルートになることに驚いて、住民がルート変更を求めていますが、工事は着々と進んでいます。

2030年冬期オリ・パラ招致費、当事者や地域の合意のない学校再編関連経費など、これらの事業を市民は心から喜ぶことができるでしょうか。

札幌市の人口は約197万人、そのうち非課税者は100万人近くになっています。労働者派遣法の改悪で非正規労働者が増え、正規社員の賃金も低く抑えられてきました。

新型コロナ「第7波」への備え、医療・介護の支援、市民や子育て支援、除排雪など、命や暮らしを守ることを優先に、市民の暮らしの底上げをする予算になるよう、組み替えを求めます。





2021年12月6日月曜日

誕生月間

 7,8年前になるでしょうか ストレッチをしていた時、いつもはつらつとしているKさんが「今月は私の誕生月間」と言いました。なんだか楽しげな響きで、それ以降私も「誕生月間」にしてきました。何をするわけでもありませんが、わくわくします。

ところが、今年も誕生月間である11月は、忙しさに追われていつもと同じひと月を終えるところでした。

とうとう「誕生日」がやってくると、思いがけずたくさんのみなさんに「おめでとう」をもらいました。

とっても懐かしい人から「おめでとうと言っていいものか、微妙なお年頃になりましたね」と。他会派の女性議員から「お誕生日ですね おめでとう」などとメールをもらい、「いくつになっても、おめでとうはうれしいことだなぁ」と、疲れも飛んでほんわかしています。

さらに、「おたんじょうびおめでとう 太田秀子」と書かれた、チョコプレートがのったケーキをいただき、「ひでこさん」ではなく、名刺のようなフルネームのプレートに大笑いしました。

ピンク色のバックハンガーや、笹?を煎じたお茶らしきものや、「食べきれないから」と、いただいたチョコレートや、クッキーもあって、誕生日どころか盆と正月が一緒にやってきた気分です。

健康診断の時、身長は小さくなったのに、からだは大きくなっていた事実には目をつむり、

誕生月間の締めくくりは、美味しくいただくことにいたします。





2021年11月14日日曜日

新しくない

 岸田政権が公表した「新しい資本主義実現会議」の緊急提言案は、11月19日に閣議決定する経済対策に反映する予定とされています。


大企業の成長のために、国が税制優遇や財政措置などで支援する「成長と分配」、その柱は賃上げ企業への税制優遇です。非正規労働者を含む、すべての雇用者の賃金総額を増加することを要件に法人税を控除します。


赤字の中小企業には、賃上げをしたら補助金支給を考慮するというもので、中小企業は資金に余裕がなければ賃上げもできませんし、(補助金支給を)考慮とは「考えておくよ」という程度のものでしかありません。中小企業淘汰の政策だと思ってしまいます。


北海道の最低賃金は、2年ぶりに28円アップで889円、これでは暮らせないのです。


中小企業で賃上げができる施策が必要です。


ある日の新聞に、『アベノミクスは大企業の内部留保を押し上げ、高額所得者を倍増させた。しかし労働者の賃金は横ばい。これを是正するための「新しい成長と分配」なら大いに賛成』という、読者の声が紹介されています。「新しい」という形容詞に期待しているとも書いています。


アベノミクスが広げた貧困と格差、また、消費税が法人税減税の穴埋めに使われてきたことは、先の衆院選で他党も訴えてきたとおり、周知の事実です。


アベノミクスに関する検証を行ない、中間層や低所得者への分配、不公平を正す政治でなければ、国民の信頼も「新しい」も、ありえません。




2021年10月11日月曜日

札幌駅再開発

 総務委員会の質問準備をしました。ひとつに「北5西1西2地区市街地再開発事業について」「北海道新幹線札幌駅東改札口の整備について」があります。

西1街区に建つ複合ビルは、JRビルを見下ろす250メートル。46階建ての高層部は国際水準のホテルです。今、東京では外資系高級ホテルが開業ラッシュを迎え、駅直結の超高層複合ビルに富裕層むけの最高級ホテルが建設されていますが、同じ構造です。

1階は西2街区と繋いでバスターミナルを整備します。西側の創成川通りが都市間バスの出口ですが、バスタは1階ですから、バスは地下にできるアクセス道路ではなく、地上の創成川通りに出ます。バスが途中で地下に入るのか、そのまま走るのかわかりませんが、アクセス道路をつくるにあたり強調してきた「速達性・定時性」はどう考えるのでしょう。

駅周辺、東急デパート南側などのバス停を集約し、バスタで乗降することになりますので、不便になる市民は少なくありません。

新幹線の改札口は西1側に西改札が設置されます。札幌市は今後、創成東地区の開発をするうえで、東1側にも東改札口が必要であり、JRの計画にないことから札幌市が22億8千万円の整備費を負担し設置したいといいます。

新幹線の一日の利用者17,700人のうち約2割が東改札を利用する見込みを示しますが、そもそも利用者数は、国が9年も前の2012年に出した試算です。

全体に、根拠や見通しが甘く市民置き去りは否めません。会派として、引き続き明日から始まる決算特別委員会でも質問をする予定です。



2021年9月16日木曜日

受けたい人が何度でも受けられる公的検査とワクチン接種

 明日、2回目のワクチン接種予定です。副反応がどの程度出るかわかりませんので、いつもより早く、この原稿を書いています。新型コロナウイルスで使われている新タイプのワクチンは「病原体の抗原たんぱく質と同配列のRNAを人工合成する」もの。…よくわりませんが、従来のインフルエンザやBCGなどのように「ウイルス自体を増殖させる」ものではないことはわかりました。


従来型のワクチンは、長年の積み重ねで実績があり、大枠で一定の安全性が確立されていると言えるのでしょうが、新型は、これまで使われたことがないので、継続的な検証はこれからということで、みなさんも不安があると思います。


事務所には、「ワクチンは打たないことにした。検査をして、感染しても広げないようにしたいのに、民間の検査に2~3千円もかかり、何度も受けられない」という電話が入りました。


私たちが繰り返し求めている「ワクチンと検査はセットで。受けたい人が何度でも受けられる無料の検査を」実現したいと、あらためて思います。


札幌では、9月8日現在、約188万回の接種が終わっています。12歳以上人口の8割が接種を終了すると約285万回になります。フル回転で接種をしていますが、国が言うようにはいきません。

市民のワクチンへの不安、検査の要望や、コロナ対策の業務が果てしなく月80時間を超えて時間外業務をこなしている市職員のことなど、無視するかのような総裁選の様子に違和感を覚えます。



2021年8月26日木曜日

未来を決めるのは私たち

 半年前発行の雑誌を読み返すと「未来を決めるのはコロナではない」という文字、アメリカの作家で昨年出版された本の紹介見出しでした。

世界中で翻訳出版されているこの本に興味がわき、本屋さんに向かいました。次の議会準備にも大いに参考になります。

読み始めて間もなく「レーニンはかつて、何十年も何も起きない時期もあれば、数週間で数年分の変化が起きることもあると言った」とあり、著者は「不自然な速度で出来事が起き、壊滅的な、ときには致命的な影響が生じる」と続けます。

まさしく「異常気象」による、農作物への影響、牛の熱中症。8年間で13回の浸水被害を受けた福岡での豪雨災害。そしてコロナによる医療崩壊などが起こっています。

そこで大事なのは、次の災厄に怯えつつ暮らすのではなく、しなやかな回復力を培っておくことであり「予防と準備にかかるコストは、危機発生後に効果のない対策をとることで生じる経済損失と比べれば、微々たるものだ」との文章に、アベノマスクが目に浮かび、胸がすく思いがしました。

本書は「コロナ禍により人々が旧来の固定観念から解放された今こそ、実は、新しい社会を築くチャンス。残酷なパンデミックが、変革と改革の可能性を作り出している。新しい世界への道は開かれた。その機会をつかむか、ふいにするか、それは私たちしだいだ」と締めくくっています。チャンスを逃さず、新しい世界をつくりたい思いで読み返しています。





2021年7月28日水曜日

「#選手かわいそう」

 7月23日、東京オリンピックが開会しました。東京オリ・パラ特別措置法により、大会の円滑な準備や運営などを図るためとして祝日を移動し、10月11日の「スポーツの日」を開会式の23日に、前日の22日を「海の日」に。さらに閉会式の8月8日を「山の日」、翌9日を「振替休日」にしています。はたして、円滑な運営になっていたのかは、今後検証しなければなりません。

この原稿を書いている7月26日現在、本格的な競技が始まり、困難の中、力を尽くすすべての選手の姿が感動を呼んでいます。一方コロナ感染者は東京・札幌、そして大会関係者にも増え、来日した選手が陽性のため棄権する事態です。


オリンピックの運営でも命や人権が危険にさらされ、ツイッターで「#選手かわいそう」がトレンド入りしています。

2013年東京オリ・パラ招致委員会が、IOCに提出した「立候補ファイル」では、「(7.8月の)この時期は晴れる日が多く温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる、理想的な気候」とアピールしました。しかし、当時から東京の猛暑は様々な課題が表面化していました。


同年IOC総会でのプレゼン「お・も・て・な・し」では、「おもてなしという言葉は、なぜ日本人が互いに助け合い、お迎えするお客さまのことを大切にするかを示しています」と訴えましたが、おもてなしとは程遠い実態が、次々明らかになっています。


「濃厚接触選手との対戦拒否ができない」、選手村は「壁やベッドが段ボールの部屋、テレビ・冷蔵庫、窓がない部屋、トイレ不足」このような事実が、世界に発信されています。

「命」を守るため大会中止の決断を下すのは政治の責任です。早晩、国内外から批判が爆発するでしょう。