2020年2月4日火曜日

解説 記者会見

2020年2月3日秋元市長は、臨時の記者会見を行いました。翌日の北海道新聞に「札幌市20年度予算案」として報道された内容です。数日後、各部局から予算案について報告を受ける「会派別勉強会」がありましたので、市長の記者会見で具体的にわからなかった内容も含め質問し、その後資料をもらっているところです。

ですから、この紙面を使って、記者会見の内容を解説してみようと思います。
子育て世帯の負担軽減「札幌市独自の取り組みである第2子保育料無償化の対象拡大」とは、上の子が保育園に在園している3歳未満の第2子の保育料が無償でしたが、在園基準をなくし上の子が小学生以上でも、第2子無償になります。私たちは在園条件を外すように求めてきたので、とてもうれしいですが、今までなかった所得640万円以下という制限をつけたのです。

民間の再開発について「事業期間を通して市が130億円を負担することにより、1,500億円の民間投資を誘発する効果が見込まれる」とは、再開発事業で将来的に固定資産税が入り、安定した雇用が増えて1,500億の経済効果がある・・のではなく、ざっくり言うと「130億の補助以外の事業費1,500億円を民間が出す」と言うことです。

第2児童相談所の建設には年数がかかるので、仮設の一時児童保護所をつくる。東京2020オリ・パラの予算、健康寿命延伸のとりくみ。まだまだ解説したいところですが、紙面がいっぱいなのでここまでといたします。