二度と戦争を繰り返さない、戦争する国づくりは許さない、憲法をくらしの隅々に活かしていく政治を作るために全力を尽くすとあらためて決意しました。
1945年終戦の年、日本人男性の平均寿命は23.9歳、戦地での戦死者の3分の2は餓死だったそうです。多くの若い命が失われました。女性の平均寿命も約37歳と言われています。80代後半の方が、「4歳の時に戦争中たったひとりでリヤカーに乗せられて親戚の家に疎開した。今思えば母親は子どもだけでも生き延びてほしいと言う思いで疎開させたんだろう」と話しておられました。防空壕に逃げ込んだときの恐怖や、食べるもののないひもじさが今でも忘れられないと話された方もいました。「難しいことはよくわからないけれど、とにかく戦争はダメだ。これからの将来にも戦争はあってはダメだ」と、どなたも強くおっしゃいました。あらためて戦争はしないという憲法を若い人たちに手渡そうと強く決意した夏でした。
当時の文部省が『あたらしい憲法のはなし』という冊子を作って子どもたちに配りました。「やっと戦争がおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか」と書いてあります。二度と戦争をしないように武器や軍隊を持たない、よその国と争いごとが起こっても、話し合いで解決しようと決め、「けっして心ぼそく思うことはありません。世の中で正しいことぐらい強いものはありません」と子どもたちにわかるように憲法の説明をしています。
ところが今、防衛省が子どもたちに配っているのは、『子ども版・防衛白書』です。昨年から一部の小学校に配布が始まりました。「ウクライナがロシアに攻め込まれた理由は、防衛力が足りなかったからです」とか、在日米軍については、「地域の国々に大きな安心をもたらす存在」などと書いています。憲法9条があるからこれまで一度も戦争に巻き込まれてこなかった事実などは全く書いていません。
高市首相は他国の領土に直接打ち込める長射程ミサイルの配備を進めています。北海道では上富良野に配備するといい、静内では長射程ミサイルを使った訓練をしました。戦争準備へと加速しています。憲法は専守防衛です。敵基地を攻撃できる反撃能力を持つためには平和憲法を変えなければいけないと、憲法9条を変えて日本が海外への武力行使が出来る国にしようとしています。
「憲法は変えてもいいのでは」、「憲法はもう古いのでは」と言う方もいます。紛争が起こっても武力ではなくて、話し合いで解決していこうという日本国憲法が古いでしょうか。これこそ今、世界が目指さなければいけない方向です。憲法9条を変えるということの恐ろしさをぜひ知っていただきたいと思います。(8月18日定例早朝宣伝より)







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