円山動物園では、昨年短期間に複数の動物が死亡するという悲しい出来事が起こりました。
その後、私は総務委員会で円山動物園から説明を受け質問をするため、円山動物園の歴史や全国の動物園などを調べました。驚くことに円山動物園は、年末の3日間休園である以外、年中無休状態でした。夜の動物園があるときは夜の9時まで開園。イベントや出前講座も行っています。総勢55人の職員で、175種の動物を管理運営していました。一頭でも病気やケガをしたら、つきっきりで看病しなければなりません。正職員が少なく、人的体制も不足しています。
動物も休む日がないですし、職員にとっても大変な負担だったと思います。
私は、委員会で質問し「旭山動物園は、4・11月にまとめた休みを取り、上野動物園は毎週月曜日が休みです。他都市と比べて休館日が異常に少ないことを改善し、悲しい事故を繰り返さないため、毎週定例の休館日を取るくらいの思い切った改革をしてもらいたい」と求めました。
2月23日円山動物園は、「獣舎の安全点検の時間を確保するとともに、動物の負担軽減を図るため、新年度から新たに毎月第2・4水曜休館とし、4・11月にもまとまった休園期間をとる。開園時を短縮する」と発表しました。
*4月以降、事前に円山動物園ホームページで再確認願います。
新年度からの円山動物園が動物や職員にとっていい改善になるよう、みなさんには動物園に遊びに行き応援していただきたいと思います。
< 東区民報 かけある記より >