2018年11月2日金曜日

丘珠空港利活用―住民合意をないがしろにするな

太田秀子市議は2018年10月22日決算特別委員会で質問にたちました

「丘珠空港の利活用に関する検討会議の報告書」について、現在住民説明会・および意見交換会を実施しているが、今後今年度どのような予定をしているのかただしました。
空港担当部長は、市民や有識者空港関係者で構成する関係者会議の開催と市内全域で無作為抽出で1万人規模のアンケートを実施する予定と答えました。

太田市議は、「1998年、地元意見をふまえてまとめた『空港整備に関わる基本的考え方』では『滑走路については全長1,500mとする』事が住民合意とされていました。しかし、2018年2月に公表された、北海道と札幌市による『丘珠空港の利活用に関する検討会議』の報告書には、現在、1,500mの滑走路を300m延伸、500m延伸などの案が示され、最大550億円の事業費を見込んでいます。
これは当時の住民合意をないがしろにするものです。

また札幌延伸により丘珠空港の主要路線である「丘珠―函館便』が大幅な減便となる可能性は否定できず、新幹線延伸による効果を過大評価することは問題」と指摘しました。