2012年10月12日金曜日

アカルイ未来

10日の朝、移動中の風景。どのへんか説明できないけれど、札幌の西側。

日本維新の会が、自立する個人といいながら、やろうとしていることのひとつは、使い捨て労働を広げること。

今でさえ・・

青年がいいました。「派遣先で、ケガをしたら派遣元も派遣先も責任のなすりあい、ケガをした人は
どうしていいかわからない。泣き寝入りです。」

北海道最大手の派遣会社の社長は言っています。「職業訓練は自助努力。資格制度の案内はします。どんな働き方が評価されるかの相談にものります。労働市場は競争。運もあるが、努力しないと」

経団連会長は言いました。「法人税(約38%)を、30%へ。25%をめざし、さらなる減税へ。
消費税増税にともなう『低所得者対策』は、税収減の問題があるのに、やるのか」

これからは・・

人間らしく働ける労働のルールを確立して、所得を増やす雇用政策へ転換することが大事だと思うのです。
大企業に山ほどたまっている内部留保を、日本経済に還流させると、国民の所得が増え、家計をあたためます。内部留保にたよっていたら、何年ももたないという人がいますが、これからは、内部留保でたまるのでなく、労働者にお給料として、社会保険として還元するといいのです。大企業が儲けをあげるのは当たり前でも、今はボロ儲けすぎ。

公共事業は大型開発優先から、生活密着型にして、官公需の中小企業への発注比率を引き上げたいですね。