消費税が導入されたのは1989年、「社会保障のため」といいました。ことあるごとに税率引き上げをたくらみ、8年後5%に、その後14年間増税を許していません。
今日の社説でも「次世代になるべく負担を先送りしないため、不人気政策に取り組む姿勢は評価する」とありますが・・・そうでしょうか ? ? ?
消費税が導入された89年に10歳だった、当時の次世代君は今33歳。どんな暮らしをしているでしょう。国の借金は減ってきたでしょうか。消費税に頼らない財政になったでしょうか。消費税のおかげで雇用が増えたでしょうか。当たり前に暮らせる給料になっているでしょうか。子育て政策は充実したでしょうか。「社会保障があるからもしも病気をしても、失業しても、年をとっても安心だわ」という社会保障になったでしょうか。97年 5%になったけれど、その後のくらしはきびしく、経済は冷え込んだままじゃないですか。
「次世代に負担を先送りしない」なんて、「そうだなぁ、そうしたいなぁ」と思うけれど今までの23年間を振り返って、信用できない理由なのです。消費税5%で4人家族1年間約17万円の消費税負担(第一生命研究所調べ)給料の1ヶ月分ほとんどが消費税負担に消えているのです。私たち大人が次世代に残したいのは、「働いたら正社員が当たり前」「病気や失業でも安心の社会保障」「年をとっても年金で暮らせる」「お金の心配をしないで病院に行ける」・・など家計をあたためて経済成長する社会を次世代に手渡したいです。
09年総選挙で、これからの4年間の消費税増税は反対と答えた当選衆議院議員は72%でした。なのになぜ、今の内閣で決まってるのですか?公約違反じゃないですか!
何度も言うけれど財源は、法人税・大資産家への行き過ぎた減税を戻すことや戦闘機に600億円!米軍関係費に2660億円!政党助成金320億円!原発推進(今、推進?)関連予算4188億円!これらも、見直してください。
『貧しさに 追い討ちかける 消費税』(09年 笑点)
いよっ 座布団10枚。