2011年3月31日木曜日

正しいキレ方


すべてが「茶色だけ」になってしまうお話。フランスの人が書いたようです。
主人公の「俺」と「友人」の日常生活・・。
いつしか、犬・猫・新聞・服・政党など、すべてが茶色になっていく・・どころか、茶色以外は存在が許されなくなっていくのです。
「茶色の猫と一緒なら安心」と、自分から茶色の猫を飼い始めます。
でも、法律は過去にさかのぼり、前に茶色以外のペットを飼っていた人まで逮捕されてしまうのです。
「あぁ 最初のペット特別措置法ができた時から、警戒すべきだった」と後悔しますが・・。
高橋哲哉氏は、メッセージで「やりすごさないこと、考えつづけること。 勇気をもって発言し、
行動することは、考えつづけることのうえにたってのみ可能」と結んでいます。
(大月書店 1000円+税)

探しきれませんでしたが、「正しいキレ方」・・というタイトルだったか・・帯に書いていたんだったか・・この本では、日常の怒りはどこから来ているのか、生きづらさの原因はどこか・・。
結局、正しいキレ方とは、選挙で自分の意思を表明する、1票を投じることではないか・・とか何とかという内容だったと思います。

日本のこれからを考え、選択する大事な選挙です。
考えて、考えて、正しいキレ方を。