市長は、新型コロナウイルス対策について、今年5月最高の感染を記録した時期の、テストマラソンやGoToトラベルの影響について「特定のイベント等が要因ではなく、年度替わりの移動やゴールデンウイーク中の道外からの人の流入が多い時期であったことに加え。変異株の感染力の強さが感染拡大に影響を与えた」
東京オリンピック競技開催による人流増加については、「様々な対策を実施しているところ。沿道応援の自粛や厳格な制限も検討すべき」
競技開催に伴う医療への負荷は「大会関係者からの感染が広がらないよう、市の医療に影響を与えないよう、感染症対策全般について市民・道民に説明することなど、知事と連盟で
組織委員会に要望した」などの答弁がありました。
6月、ウガンダの選手団が、全員ワクチンを接種していたのに、来日した時の検査でデルタ株に感染していたことが明らかとなり、できうることをしていても、陽性であったことから、競技の開催は感染リスクをいっそう高める危険性を裏付けました。
「GW中の人流が第4波に影響した」と認識しながら、大量の人が世界規模で移動するオリンピックは開催する。「感染が広がらないよう要望した」と言われても、不安が増すばかりです。
五輪選手は、オリ・パラに焦点をあて練習を重ねますが、コロナにより練習ができない、ワクチンが打てないなどの不平等が起こっています。
あらためて、東京オリンピックは開催すべきではないと思います。