2019年6月26日水曜日

子ども医療費助成の対象年齢が拡大します

開会中の第2回定例市議会で、現在小学2年生までを対象にしている、通院に係る子どもの医療費助成制度の対象を、来年度は3年生、2年後には6年生まで拡大するという補正予算案が出されています。

「子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク」のみなさんが、札幌市に、中学卒業までの拡充を求めた署名13000筆を超えて提出していますので、6年生までの拡大は大きな運動の成果です。
多くのみなさんに大変喜ばれていますが、私は、なぜ来年6年生までできないのか疑問で、議案が出た時、すぐ担当課に聞きました。

まとめると


長くなるのでまとめると、「現在対象外の児童のデータを、システムに取り込んで申請し、保険を登録して・・という作業を専門業者に委託して、約12ヶ月かかる。3年生から6年生までを一気にやろうとすると再来年になるため、来年度は、今年対象になった2年生が進級するので、3年生までとした」とのことです。

それならば、細切れに年齢を拡大するたび、システム改修にお金がかかるのですから、中学3年生までを対象にしたシステム改修を決断したらいいのではないでしょうか。

他にも、0~1歳のおたふく風邪ワクチン接種費用の一部を助成する予算がつきます。
自己負担は7320円から、およそ4320円になりますが、もう少し自己負担が少ないといいのにと思います。これから始まる議案審査特別委員会で、質疑するため準備をしています。