先月、地域の方から「自宅前の工事が終わったけれど、ブロックの間隔が広く危険で困っている」と相談があり、現場を見に行きました。工事の最後に、インターロッキングブロックをはめていくとき、かみ合わせをしっかりすることで、固定されるのですが、丁寧な仕上げになっていないため、触ってみるとブロックがパカッととれたり、隙間が大きいため、自転車など頻繁に通ることで、ずれたり浮いたりすることが容易に想定されました。冬場は隙間から入った雨や雪が地中でしばれあがり、ブロックはデコボコしてくるでしょう。
すぐ担当局に連絡をし現場を確認してもらいましたが「問題はない、直せない」との回答で、とっても驚きました。結果は、数日のうちにブロックをはめなおし、工事前のきれいな歩道に戻り、足が不自由で杖を使って外出するため、つまずいてしまうと心配されていた方たちも喜んでいます。
工程が詰まって急いだのか、何か事情があったかもしれません。しかし、結局さらに時間や費用がかかることになるのです。働く人たちに余裕がなければ、たくさんの市民がこの道路を使い通学通勤や通院、散歩など毎日の生活をしていることを思い巡らすことなどできないのではないか、そのようなことも考えさせられました。