七夕に |
あるお店のイートイン(買ったものをそのお店の中で食べることができること)で、女性3人がおしゃべりをしていました。会話の様子から、みなさん80歳代。
子どもさんのところに引っ越しをした方が、お盆で帰省し久しぶりに会っているようです。
聞くつもりはないのですが、狭い店内なので聞こえてしまいます。そしてそれが素敵なおしゃべりなのです。デイサービスが楽しいこと、そこでの出会い。身だしなみがきちんとしていて素敵なのに、横暴な言葉使いをする男性に憤慨した話し。ちょっと大げさに言えば、これからの生き方。「お店で長居しては良くないので、そろそろ出て近所のあの公園でおしゃべりしない?」と、店を後にされました。「あぁ私も将来、こんなおしゃべりがしたいなぁ」と思いました。そして「何歳になっても、女性のおしゃべりは不滅だ」とも、思いました。
今年の終戦記念日は、世界が核兵器廃絶に向かい大きな動きを開始し、日本政府は戦争か平和かの歴史的岐路にたつ中で、72周年を迎えました。私のわずか一世代前の80代は、子ども期に戦争を体験しています。1947年全国の中学1年生が学んだ、文部省(当時)の「あたらしい憲法のはなし」に書いてあるように「みなさん、あのおそろしい戦争が二度と起こらないように、また戦争を二度と起こさないようにいたしましょう」
<東区民報かけある記より>