2011年5月7日土曜日

GW 田舎へ 行きの巻

「こんにちはぁ~」か「いってらっしゃぁ~い」か 手をふっている・・。反射的に手をふってしまう私。


私に「カメラの用意はいいかい?」と、夫。「おさきに~」と、追い越すと・・。











旭山動物園行きのバスでした。


動物園バスを見たからかしら・・白い雲と黒い雲が、動物の顔に見えて(左向きに)、
楽しく走ってるように見えて。


まっすぐ、まっすぐ、まっすぐの道がいくつもあって、もうすぐふるさと。

懐かしい人たちにあいさつの途中 おそいお昼。
お休みの店が多い中、やっと見つけた「ラーメン」ののぼり旗。
戸を開けてみたけれど、営業中なのかわからない・・「やっていますか?」
80歳は過ぎているだろう白衣の女性と、お客さんらしい年配の女性が、私を見て「何か用?」
「ラーメンを食べに・・」
「あら、つくりますよ」
車はどこに止めたか聞かれ、店の前に止めたと答えると、
「ラーメン食べて、駐車違反でつかまったら高いものになるから、早く作りましょうね」
・・・えっ!?・・困って黙っていると、「この先に郵便局があるから、そこに置かせてもらうと
いいけど、まっ早く作りましょ」
駐禁の標識がなかったですし、なによりその余裕に大丈夫な気持ちになりました。

早く作るったって、水をくんでお湯を沸かし始めたあたりから、私たちはどんどん楽しくなって
目が離せません。
少し若い女性が奥から出てきて、白衣の女性が料理する間 見守っているように傍について
います。
でも、手を出してはいけないルールのようで、「タレはつくらないの?」「まだお湯がわかないからね」という会話を遠慮がちにしています。
できた「みそラーメン」ふたつ。
「いただきます」「はい どうぞ」




少し若い女性がお鍋などを洗い始め、白衣の女性は私たちをジッと見ています。
いつも薄味の私はおいしく食べましたが、いつも濃いめ味の夫が少ししょっぱかったそうで、
きっと、タレのあんばいが違ったのでは・・と思います。
でもさすが、長いこと食堂をしていたそうで、(ひとつが少ししょっぱい以外は)
とてもおいしかったです。

駐禁でつかまることもなく、ラーメンやさんのおみやげ話をもって、この旅行の目的である
3月に亡くなった叔父さんの御参りにむかいました。