『TPPストップさせるためにも、議員になってください』と、メールをもらいました。
私は、昨年11月の区民報(赤旗しんぶんに折り込む東区版ニュース)に
「瑞穂の国」という題名で原稿を載せました。
11月12日 農・林・漁業、経済界、消費者が全道から1700人、札幌市民ホールに
集まり「この国のかたちを問う!道民総決起大会」を大成功させました。 ・・略・・
農協組合中央会、農協青年部、漁業組合から怒りの発言。
「PTT」とか「PTP」とか、言い間違えながらの発言を聞いて、FTA だ EPAだと次から次へと
覚える暇のないスピードでやってくるアルファベット。 ・・略・・
宣伝でTPPの事を話していたら、下校中の小学生女子が「エッ!TPP?私もダメだと思います」
と、右手を出して握手をしてくれました。
この子たちの未来に、瑞穂の国を手渡したい。
と、いう内容でした。
あれから、4ヶ月。
北海道では、180自治体中175自治体が、TPP参加反対の意見書を可決しています。
札幌市議会でも、TPP参加反対の意見書を可決していますが、
この時、決議に反対したのは民主党だけでした。
まさに、北海道まるごと反対の表れです。
最近では、PTTと言う人はいなくなりましたが、
集まりに参加すると、聞かれる声は「TPPがよくわからない」ということ。
そこで少しTPPについて。
世界の国々は輸入品に税金(関税)をかけることで国内産業を保護しています。
TPPで貿易自由化をひろげるとは、関税をなくし自由に貿易できる環境をつくることです。
TPPの特徴は、
農産物だけでなく、
地場産業が担ってきた繊維・皮革・履物などの分野も、
金融や保険、医療の分野へ外国企業が参入するための規制緩和も、
労働者の移動の自由、賃金や労働条件のいっそうの悪化も、
食や健康、暮らしの安全を守る日本独自の基準の撤廃も、
などなど・・・・
たっくさんの分野を対象にしているのです。
まさに、国民の暮らしが壊され、国のあり方を根本から変えてしまうほどのことなのです。
よくわからないまま、国民にとっての悪政が決まってしまい、
実施されてから「いつ決まった?」なんてこと 思い当たるのではないでしょうか。
国民が理解できるように、丁寧に説明するのがホントでは?
政府の「6月には結論出そう」=国民が理解しないうち決めちゃおぅ
ではダメです。
国のあり方を決めるのは国民の世論と運動です!
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