昨日の夕方の時間にはなかった手すりが、1日たったら出来ていました。
東豊線新道東駅の改札口までの通路。
こんなに傾斜があります。
地下鉄を利用して、難病センターに通っていたSさんは、「この傾斜が危険なので、
せめて手すりがあるといいなぁと思います。足が弱くなっても、地下鉄で出かけたい」
と言いました。
09年11月 交通局に要望書を提出した時、Sさんは入院先の病院から外出して来てくれたのです。
翌年6月 担当課長さんから「今年度の予算を確保しました。」と連絡が入りました。
でも残念ながら、Sさんは3ヶ月前に亡くなっていました。
待ちに待った手すり。
私は、地下鉄を利用する時も、しない時も 手すりの工事は始まったかなぁと見に行っていましたが、今日Sさんの奥さんが、「地下鉄を利用した時、手すりが付いていました」と、連絡をくれたのです。
あと2日で、すべての工事が終わります。
車椅子の方にも使ってもらえるように、高さを変えて2段になっています。
「あぁ 手すりがついたんだ 安心だわ」と、地下鉄を利用してくれる人が増えたら
Sさんも、きっと喜んでくれるでしょう・・。