2011年1月24日月曜日

やばい

訪問したお宅の玄関前にあった『雪だるま』。
親子で作っている楽しい光景が想像できます。
目がハートです。

男性(このご家族では、おじぃちゃん)のお話しが心に残りました。
「技術をもって働いてきたので、今でもその技術を生かして仕事ができる。
昔は技術を継承するために、若い人に仕事を教え、ちゃんと時間をかけて育てたものだ。
職場では、先輩がリーダーシップをとって仕事をすすめた・・やめていく人もいるけれど、
仕事を覚えて一人前になっていったんだよ。
今は、すぐに現場で働かせて、できなきゃやめさせる。
こんなことしてたら日本の将来大変だよ。政治も同じだね」

以前・・
コールセンターで働く青年から相談を受け、一緒に労働組合に行った事があります。
研修もなく、いきなり電話で商品の使い方や説明にあたる。
お客様が納得いかないと、苦情が入り注意される。
自分で勉強して、対応の仕方も工夫してきた。
誰が判断するのか、仕事の出来具合いで時給が違うので、
一緒に働く人たちに知識は教えないし教えてもらえない。
だから、誰も職場で会話することはない。
休日の希望を出したら、配置転換させられもう我慢できない」というものでした。

こういう仕事がしたいなぁ・・なんて思うことが贅沢のような、今の状況を変えなくちゃ。

仕事のなさも働き方もお給料も・・これでいいとは誰も思っていないはず。
ここに!変える希望があると思う。

タイトルの「やばい」は、最近は否定的から肯定的まで広く使われる言葉になったそうで。
「このままではやばいよ」と、「実態を共感しあえば変えられる!やばいよ~」の意味。