10月12日 JR新札幌駅前での、日本共産党の街頭演説会に行きました。
市田忠義書記長と衆院北海道5区補選 宮内さとしさんの演説を聞き、
帰宅して、古新聞になった「赤旗」を出してみました。
尖閣諸島の話しの中に出てきた「古賀辰四郎」・・確かアホウドリの・・
明治時代、沖縄で海産物を商っていた辰四郎は、無人の尖閣諸島を探検。
アホウドリの羽根を欧州に売る事業を思いつき、政府に、開拓のため島を貸し与えてほしいと願い出ます。1895年、政府は尖閣諸島を日本の領土に編入して、開拓を認めました。
国際法でいう「無主の地」を領有の意思をもって占有する「先占」は、国際法で正当と認められていることなのだそうです。
アホウドリの羽根の加工やかつお節づくりを始めた辰四郎は、1918年に亡くなり、息子の古賀善次氏が事業をつぎます。
翌19年 中国の漁船が、嵐にあって尖閣諸島の沖合で難破、漂流するのです。
なんと、発見し助けたのは善治氏たち。
難破船と乗組員を石垣島へ連れて行き、石垣の島民も手厚くもてなします。
やがて船も直り、無事中国へ帰っていったのです。
翌20年 中国政府から感謝状がおくられます。
そこには、中華民国 駐長崎領事の署名で、漁船が遭難した場所を、「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島内・・」と書いてありました。
中国は尖閣を日本領とみなしていたのです。
という、小説のような歴史があったというお話し。