2013年2月3日日曜日

原発安全授業

金曜日の道庁前「原発ゼロへ」行動の記事。
ペンライトを持っているのは、Sさんたちだわ。

夕べ遅くに、北海道全体をおそった大きな地震。
誰もが、東日本大震災を思い出したのではないでしょうか。
怖かった・・。
北電は、停止中の泊原発に影響はないと発表しています。

1月末、北電の社長は、
「8月か9月に電気料金を上げないと、自己資本がさらに減ってしまう。
でも、泊原発が13年内か年度中に再稼働し、動き続ければ、
値上げしないで我慢する選択肢もある」と会見で言っています。
私たち道民には、北電以外の電気を使う選択肢はありません。
節電以上に節約のために、我慢して電気をつけないで、ストーブを消している人たちが
たくさんいるのです。
原発を再稼働したい!したい!人たちは、再稼働まで火力発電で賄い、
予定外の油を買って、高い!高い!値上げだ!!というのでしょう。

原子力規制委員会の審議官が、敦賀原発の活断層をめぐって内部資料を
日本原電に渡して処分されたり、
東京電力が、汚染水の海洋放水の方針を出して、漁業者の怒りをかったり、
北陸電力が、金沢市内の高校で生徒に「原発安全授業」をしていたり、
再稼働したい!したい!組は、国民にばれなきゃセーフぐらいの、はちゃめちゃぶりです。
しかも、
その授業をしたのは、北陸電力から派遣された講師。
内容は「放射線の基礎知識・原発事故の状況説明・エネルギー事情と原発の役割」。
「原発は必要。原発1基分の発電量を太陽光で賄うなんて現実的でない。 
自然からうける放射能のほうが高い。 
福島の、とくに老人は、そこに住んでいればよかったのに、
移動・移住でストレスや環境の変化で体を壊した」という授業をしたそうで・・(怒)・・。
生徒たちは、どんな気持ちだったでしょうか。
原発ゼロへ、共同を広げる大人たちがいることを知ってほしいし、
交流できたらいいなぁと思います。
学校は、北陸電力からの打診もあり授業をしたと言っているので、
「なぜ、国民の半数以上が原発ゼロを求めているのか」という授業もしたらいいのでは?
講師は、昨日話してくれたMさんや、いっぱいいるのになぁ。