2012年8月3日金曜日

万が一の計画停電


さわやかな暑さは、北海道らしくてホッとします。


最近届いた広報「さっぽろ」に、北海道電力からのお知らせ。
「万が一」の字の上に「・・・」と、万が一を強調していますが、計画停電の準備のお知らせです。


停電になったら注意してほしいこととして
信号機が突然消えることも考えられるので、交差点は注意して・・
エレベーターは閉じ込められる可能性があるので、利用を控えて・・
熱帯魚の水槽のエアポンプは使えないので、魚をイケスに分散いただくか・・
水道水が出なくなることも・・
ガスが使用できなくなることも・・
などなど、たくさん書いてあります。

停電時間は1日2時間程度です だそうです。
この2時間が、大変なことになっています。
「万が一(上に・・・)停電になったら、学校は○月○日給食がありません」
「○時から登校してください」など、学校ごとに家庭にプリントが配られました。
学童保育所は、万が一そうなったら時間を早く開けなくちゃ。ご飯も用意しなくちゃ。
と、計画中。
パート先で、「万が一停電になったら、その2時間 休んでください」と言われているけれど遠くから来ている人は、一度自宅に帰ることもできず、その2時間は無給なので交通費をかけて帰ったり、お茶する(カフェに行く)なんてできない・・といいます。

東北電力が計画停電をしないのは、1年以上も前から電力を確保するために、発電所を増やすなど計画してきたからです。北海道電力は、送電線が足りない=自然エネルギーの電気を買い取るには限度があるというのでしょうが、パッパと計画を立ててほしいものです。原発だのみなので、「冬(の電気)がたりなくなるぞぉ~」と言い出しました。

道民は、昨年の夏も節電しましたが、今年はさらに昨年比で8%節電しているそうです。我が家も、節電と、さらにアンペア数を下げようと相談中。

国民の側は、準備OKです。政府は早く、原発から再生可能エネルギーへの政治決断を!