2011年3月2日水曜日

彼岸荒れ


春にむかっているなぁ・・と思う温かい日が続いたので、今日のように春はまだだなぁと感じる日は、寒さがきつく感じます。先日お会いした70代の女性は、「昔から、彼岸荒れというのがあるから、お天気は3月に荒れるんじゃないかしら」と言っていました。

明日は雪が積もり、気温も下がるようです。

くらしも、なかなか温かくなりません。
今日は、朝から相談の電話が入り、一日続きました。
一日1・2件という事はよくありますが、今日は「これで解決しました」がひとつ。
あと4件のうち3件は、出先から急いで訪ねるなど、とても深刻でした。
みんな、「もう少しがんばろう・・」「春になったら・・」と思ってきたのです。
けれど「もう少しがんばれるはず・・」と思うときは、すでにどん底ということが多いのです。
春になったら・・という期待は、具体的なものがあるからではなく、願いでした。
「春になったら仕事の見通しがたつのでは・・」
「もう少しがんばれば、いいきざしが見えてくるかも・・」

がんばってきた緊張がほぐれたように、ホッとした顔になると涙がでたり、笑顔がでたり。
みんな大変、国も大変なのに・・と、ガマンすることが当たり前になっているのかもしれません。
「大変なの、助けて」と言っていいのです。

みんな大変、国も大変の原因は何なのか、解決するにはどうするのか声を上げていいのです。