2015年7月9日木曜日

東区民報 かけある記より

怒っています






 当時も、自公政権時代の2005年7月、沖縄では米軍嘉手納基地所属の空軍兵士による小学女子へのわいせつ事件が起きました。
この時、沖縄タイムスには次のような記事が載りました。

「稲嶺惠一知事 一日も早く基地をなくしてください。基地の県内移設にNOと言ってください。ここならだめ、あそこならOKということはありえません。なぜなら、事件の多くは基地の外で起きているからです」。
 20年前の高校生の時に米兵によるレイプを受けた女性が、当時の知事に送った手紙を公開したのです。
「米兵は今日も、私たちの島を何の制限もされずに歩いています。
これが、私たちが望む沖縄の姿なのでしょうか」と。

  6月25日、自民党の若手・中堅議員の文化芸術懇話会で「沖縄の米兵が起こしたレイプ事件より、沖縄県自身が起こした事件のほうがはるかに率が高い」と発言した百田尚樹氏。

自民党議員が戦争法案を批判するマスコミを懲らしめるため、広告を減らせといい、百田氏は、「沖縄の2つの新聞(沖縄タイムスと琉球新聞)は、つぶさないといけない」と言っています。自民党内部で「大変なことをしてくれた」と怒っていますが、私の怒りはそれどころではありません。

 26日、市役所で仕事をしていた18時頃、大通りを若者たちの「戦争したくなくてふるえる」デモが、長い長い隊列で、すすきのに向かって行きました。このような行動が広がっていることに胸が熱くなります。国会会期を延長したって、戦争法案絶対NO!