2011年3月19日土曜日

知恵と工夫と

スーパー前で、募金の訴えをしていると、お買い物に行く人も、お買い物帰りの人も募金に協力してくださいます。 スーパーの中で働いている美容師さんや、
向かいの工場からは、作業服を着た人が一人ずつ来てくれました・・
工場を留守にできないので順番に来てくれたのでしょうか。
八百屋さんは、「野菜は届くけれど、いつもと違う販路で来るから運賃が高くて大変」。
コールセンターは、今の時期「商品を買って・・」という電話を自粛。働く人は自宅待機で収入減。
大学進学が決まって喜んだのも、つかの間・・仙台で働くお父さんの仕事が、これからどうなるのか。
東区でも、不安が広がっています。

道内では、津波で「カキの養殖ロープがからまって、もう使えない」などの養殖施設の被害が
16億円強(17日現在)。
真下道議・松永候補が厚岸・浜中町に行って、現地を調査。
漁民の方たちから惨状を聞いてきました。
花岡道議が、道議会の経済委員会で
「被災したコンブ・カキ・ホタテなどの養殖業者に緊急雇用交付金を活用できないか」提起しました。
経済部労働局長は「緊急雇用交付金による事業が必要な場合は速やかに実施したい」と
活用する考えがあると答弁しました。
被災者の遠方への避難も始まり、札幌に来られた方もいます。
議会が知恵と工夫を発揮する時。

大地震から1週間・・救援を待つ人も、避難所のみなさんも、救助にあたっている方たちも、
原発事故現場のスタッフのみなさんも・・心身ともに、かなりきついはず。
すべてが、時間とのたたかいです。